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ジャズピープル

国境と世代をつなぐ

カール征太郎・マグワイア(Carl Seitaro Maguire 兄、ドラム)、アラン秀太郎・マグワイア (Alan Shutaro Maguire 弟、ベース)はテネシー州メンフィス在住の日米ハーフの一卵性双子ジャズデュオ。22歳の今年リリースした2枚目のアルバムが全米ジャズヒットチャートジャズ部門の32位になった。日本、アメリカ、香港と国を超え、また各地で様々な世代のアーティストと共演してジャズで国境と世代をつなぐ活動をしている。今年は11月に日本ツアーを予定し、秋田から倉敷までめぐり神戸でもライブの予定。

person

The Maguire Twins

 1996年3月19日生まれ。アメリカ人の父と日本人の母の間に東京で生まれ、香港で育つ。15歳で、音楽の都、テネシー州メンフィスに引っ越す。そこでスタックス・ミュージック・アカデミーに入門し、ジャズに魅せられる。スタックスでや後に師となるドナルド・ブラウンにも出会う。その後18歳で、グラミー賞受賞ジャズサックス奏者、カーク・ウェイラムをゲストに迎え、ブラウンがプロデュースしたアルバム、「サウンド・オブ・ミュージック」をレコーディングする。
 2013-2014年の冬、彼らは日本と香港で初めて演奏したところ思いがけず好評を博し、様々な地元メディアに取り上げられた。それ以来、彼らは、日本と香港を定期的にツアーしてファンを増やし、世界へと活動の幅を広げている。日本では、向井滋春(tb)、小沼ようすけ(g)、井上祐一(p)、佐藤洋祐(s)などと、香港ではテッド・ロー(p)などと共演している。2018年、2枚目のアルバム、「Seeking Higher Ground」(高きを目指して)」を今年3月末にリリース。アーロン・ゴールドバーグ(p)、ビル・モブリー(tp)、グレゴリー・ターディ(s)とレコーディング。6月にはアルバムが全米ジャズチャートで32位になり、5週間連続でチャート入りした。


interview

メンフィスでジャズが待っていた





── 音楽を始めたきっかけはなんですか?

カール「9歳の時に香港のインターナショナルスクールの放課後プログラムでトランペットのレッスンを始めました。」

アラン「私も9歳の時に同じプログラムでギターのレッスンを始めました。」

── どうしてベースとドラムを選んだのですか?

カール「私たちが11歳の時、兄のケビンが兄弟3人でロックバンドをやろうと言い出しました。ケビンがギターを弾いて歌うため、弟の私たちにリズムセクションの担当が回ってきました。アランがギターを習っていたのでベースになり、私がドラム担当になりました。それから3人で香港のミュージックランドというスタジオにレッスンに通いました。香港では自宅での楽器演奏は騒音になるので、両親から家の一室に防音パネルを貼ってもらって練習しました。」

アラン「私たちのバンドはミュージックランドや学校のイベントなどで演奏して好評でした。しかし、2年後くらいに兄のケビンがサッカーを本格的にやるためバンドをやめました。それで、私たちは学校の友だちを誘ってバンドを続けました。香港からアメリカへ引っ越す前にライブハウスで開催したフェアウェルライブには友達がたくさん駆けつけて満員となり、とても楽しかったです。」

── 家族に音楽家はいますか?

カール「日本人の母が家でいつも歌っていました。オランダでオペラ歌手に師事したそうです。。亡くなった母方の祖父はクラシックピアノを弾く人で音楽教師免許を持つ人だったと聞いています。」

カール「音楽は日本人の母方の血筋です。アメリカ人の父方の家族は祖母と伯父が難聴だったこともあったせいか、音楽と関係なく育ち、コンピューターを自分で組み立てて育ったそうです。伯父は、マイクロソフトでエクセルというプログラムを開発した技術者です。」

── どんなきっかけでジャズを演奏するようになったのですか?

アラン「15歳の時、香港からアメリカのテネシー州メンフィスに引っ越し、スタックス・ミュージック・アカデミーに入門しました。希望していたR&Bクラスがいっぱいでジャズクラスになり、最初はがっかりしたのですが、スタックスではカーク・ウェイラムがツアーの合間に指導してくれたり、毎月のようにあったチャールズ・ロイド、ボビー・ワトソン、イングリッド・ジェンセンなどのグラミー賞クラスのジャズアーティストのワークショップがあり、そのうちにどんどんジャズが好きになりました。」

カール「ジャズは即興の音楽なのでその時その時一緒に演奏する人や気分、セッティングによって違う音楽にできるのがとても楽しいです。兄弟で一緒にあれこれ試しているうちにすっかり気に入りました。」

── プロデューサーのドナルド・ブラウンとの出会いについて教えてください。

カール「スタックス・ミュージック・アカデミーで出会いました。私たちのプロデューサー、ドナルド・ブラウンには、彼が、教えているテネシー州立大学ノックスビル校の学生リクルートツアーでアカデミーにやって来た時に出会いました。しかし、その前から、メンフィス出身のジャズレジェンドの彼のことは地元のいろいろな音楽関係の人から聞いていました。彼も私たちのことを私のドラムの先生から聞いていたそうです。」

アラン「出会ってすぐに、私に個人レッスンのオファーがあり、まずベースとピアノで個人レッスンを受けました。それがすごく面白いレッスンでとても役立ち、カールもレッスンを受けるようになりました。そのうちに彼が私たちのCDをプロデュースすることになり、彼が教授をしているテネシー州立大学があるノックスビルまで月一回通ってレッスンを受けました。ノックスビルはメンフィスから片道車で6時間かかります。それから私たちはドナルド・ブラウンに師事するため、テネシー州立大に進学しました。」

── 影響を受けたアーティストや師事したアーティストはいますか?

カール「一番影響を受けたのは、もちろん師事したドナルド・ブラウンです。アート・ブレーキー&ジャズメッセンジャーズのメンバーだった彼は、作曲のアイディア、演奏法など素晴らしいアイディアを持っていて、私たちに惜しみなく教えてくれました。また、いろんなアーティストをどんどん紹介してくれてとても感謝しています。」

アラン「私もドナルド・ブラウンの影響を一番受けました。彼に会えたことで私たちは大きく成長することができました。」

── 印象に残っているステージはありますか?またその理由は何でしょうか?

カール「今までのステージで一番印象に残っているのは、2016年に秋田県北秋田市文化会館で小沼ようすけさんと共演したコンサートです。ようすけさんは、指づかいが素晴らしく、フラメンコなどジャズとは違う音楽の要素をたくさん取り入れた独特の音楽センスがあって、三人でジャズの中だけに留まらない、広がりのある音楽を演奏することができてました。たくさんの実行委員の人たちが手作りで企画してくれてとても感謝しています。それに加えて400人のお客さんがとても盛り上げてくれて、本当に楽しいコンサートでした。多くの人に応援してもらっていることに感謝して、これからも皆さんに喜んでいただける音楽をたくさん演奏して行きたいと思います。」

アラン「私もたくさんのお客さんがきてくれた小沼ようすけさんと共演したコンサートが一番印象深いです。」

── 休日はどんなことをしていますか? 

カール「私は、ドラムやトランペット、キーボードに触っています。庭の芝刈りもします。インターネットのチャットで世界のいろいろな所にいる香港時代の友人と話したりします。」

アラン「私は、ピアノで作曲をしたり、ベースを練習します。その他に家のことをしたり、本を読んだりしています。」

── 音楽以外の趣味はなんですか?

カール「私は香港時代の友達とオンラインでバトルするのが趣味です。時々ゲーム会社主催のトーナメントも出たりしています。」

アラン「本を読んだり、日本語を勉強したりします。」

── ジャズは普段お聞きになりますか?好きなアーティストは誰ですか?

カール「毎日ジャズに限らずいろいろな音楽を聴くようにしています。私の好きなアーティストは、ウォルター・スミスIII、テレンス・ブランシャード、アーロン・パークス、ケンドリック・スコットです。」

アラン「私もジャンルを超えてたくさんいろいろな音楽を毎日聴いています。私の好きなアーティストは、ティグラン・ハマシアン、ダファー・ユセフ、アナット・コーエン、ファビアン・アルマザンです。」

── あなたにとってのジャズの魅力は何ですか?

カール「私にとってジャズは、自分自身を表現し、ストーリーを伝えるための舞台のようなものです。演奏する時々の設定やその時の気分、共演者に合わせてその時々で自由に音楽を創り出せるところが大きな魅力だと思います。」

アラン「私にとってのジャズの魅力はその場で想像力を働かせて音楽を作ること、そして共演する人たちが相互にやりとりをしながら音楽を創って行くプロセスにあるのではないかと思います。」

── ジャズはインスピレーションによるアドリブがクラシックや吹奏楽とは異なります。そういったアドリブは練習して習得するものなのでしょうか?

カール「自分の経験を通して学んだことはやはり即興は自分より上手な人と演奏することによって身につくものだと思います。それはジャズの先生たちから何度も言われました。それからいろいろな音楽をたくさん聴くことが大切だと思います。」

アラン「とにかくいろんな上手な人と演奏し、良い音楽をたくさん聴くことだと思います。」

── どんなジャンルのジャズを演奏していますか?

カール「ポストボップからモダン、コンテンポラリージャズなどです。」

── ビッグバンドの経験はありますか?

カール「大学の音楽部ジャズ演奏科に在籍しているときにビッグバンドにも参加しました。 少人数のアンサンブルは即興の部分が多いですが、人数の多いビッグバンドは前もってアレンジされた音楽を演奏します。ドラムに関していえば、ほとんどロック的で面白かったです。私たちは少人数のアンサンブルで演奏することが多いですが、機会があればまたビッグバンドで演奏してみたいと思います。」

アラン「私も大学の授業でビッグバンド演奏をしました。また機会があればやってみたいです。」

新アルバム、「Seeking Higher Ground(高きを目指して)」


── アルバムSeeking Higher Groundについてお聞かせください。

アラン「今年私たちは、2枚目のアルバム「Seeking Higher Ground(高きを目指して)」をリリースしました。1枚目のアルバムは18歳の時にレコーディングした「The Sound of Music」でしたが、これは、グラミー賞アーティストで、ホイットニー・ヒューストンのサックス奏者だったカーク・ウェイラムをゲストアーティストに迎えて今回と同じドナルド・ブラウンがプロデュース、そして演奏もしてくれました。一枚めは自分たちの演奏のショーケース的なアルバムでしたが、今回のアルバムは自作曲や自分でアレンジした曲も収録し、また私たちの好きなコンテンポラリーな要素も盛り込んでより一層自分たちの個性が出たアルバムになったと思います。おかげさまでこちらは全米ジャズヒットチャートの32位になり、今回グラミーメンフィス支部がグラミーのベストジャズアルバム部門とベストエンジニアレコーディング部門にエントリーしてくれました。」

── アルバムの一番のポイントを教えてください。

カール「今回のアルバムは自作曲や自分で編曲した曲も入れて私たちの個性がもっと出ていると思います。」

アラン「コンテンポラリーな演奏も入れて、一枚目よりもっと自分たちらしい演奏ができたと思います。プロデューサーのドナルド・ブラウンの曲、「The Early Birds Gets Short End of The Stick」「An Island, A Piano and Keith」の2曲は、突然リズムや音階が変わる部分が多く、レコーディングに皆が苦労しました。何度もやり直してでき上がった曲は満足の行くものでとても嬉しかったです。次々と変わっていくメロディーやリズムがたくさん盛り込まれた思いがけない瞬間がいっぱいつまった音楽の旅を皆さんに楽しんでいただけたらと思います。」

── アルバムでのコンセプトはありますか?

カール「アルバムはこのアルバムに参加している人たちのオリジナル曲が中心です。曲のスタイルは様々なものを取り入れアルバムとして全部聴いて飽きの来ないものを目指しました。」

アラン「ずっと私たちを指導してきてくれたプロデューサーのドナルド・ブラウンは音に対して独特のこだわりがあります。その彼と一緒に歩んできた私たちの成果を形に残せるよう、一緒に何度も話し合い、教えてもらいながらできたアルバムです。彼と2枚のアルバムをレコーディングできたことにとても感謝しています。私たちもびっくりしましたが全米ジャズヒットチャートで32位になり、またこのアルバムはグラミーのベストジャズアルバムとベストエンジニアレコーディングのカテゴリーにエントリーできました。プロデューサーと私たちが今まで歩んで来た音楽の軌跡も感じながらたくさんのマジカルな瞬間が詰まった音楽の旅を楽しんでいただけたらと思います。」

── 楽曲の選択はどうしましたか?

アラン「このアルバムには私たちが作曲したオリジナル曲が2曲ずつ収録されています。そのほかに私がディズニーの曲、『いつか王子様が』を編曲しました。プロデューサーの提案でジャズのレコーディング様式にのっとり、参加アーティストやプロデューサーに楽曲を提供してもらいました。プロデューサーのドナルド・ブラウンは2曲提供してくれました。一曲はこのアルバムの為に書き下ろしたものです。それから他の参加ミュージシャンが一曲ずつオリジナル曲を提供してくれました。オープニング曲はグレゴリー・ターディが作曲したのですが、この曲もこのアルバムのために作曲した新曲です。そのほかに、ドナルド・ブラウンのジャズメッセンジャーズ時代の友人のピアニスト、ジェフリー・キーザーが「ハイビスカス」というとてもきれいな曲を提供してくれました。すばらしい共演者の皆さんが曲を提供してくれたことにとても感謝しています。

── オリジナル楽曲は、どのように作曲するのでしょうか?

アラン「いつも頭の中で音楽のことを考えています。それをピアノを弾きながら曲に仕上げます。」

カール「頭に思いついた曲をピアノで再現して曲を作ります。編曲部分は二人で色々と演奏を試して作っていきます。」

── アルバム制作の苦労談を教えてください。

カール「アルバムレコーディングは本当に楽しかったです。共演のアーティストは全員、世界のトップクラスのアーティストなので、曲が思った以上にどんどん良い方向に出来上がって行くのにワクワクしました。皆、とても真剣に曲に向かい合い、妥協を一切しないので、演奏するたびにレベルがどんどん上がっていくのを経験しました。ほとんどの曲が2、3度の演奏で収録しましたが、プロデューサー、ドナルド・ブラウン作曲の2曲は、調やリズムが突然変化する部分が多く、他の曲よりレコーディングに時間がかかりました。私たちも大変でしたが、リズムセクションの私たちより、メロディーを演奏するホーン奏者の方が大変だったかもしれません。しかし、出来上がった曲はみんなが思っていた以上の出来になり、とても満足のいくものでした。」

アラン「今となっては苦労というより全部楽しい思い出です。音楽の他に人生のプロデューサーである共演者の方たちの音楽に対する姿勢に本当に多くを学びました。」

日本ツアーについて



── 開催場所を選んだ理由はありますか?

アラン「秋田は、母の生まれ故郷で私たちが中学生まで毎夏過ごし、また2013年に演奏を始めたところです。毎年たくさんの人に助けてもらって手作りのツアーをしてきた秋田で今年は初めて津軽三味線とコラボ演奏をします。東京では昨年ご一緒させていただいた向井滋春さん、今回初めてご一緒する宮之上貴昭さんという日本のレジェンドと演奏できることになりました。またKORG直営のG-Roksスタジオは昨年KORGのショールームを訪問してお会いしたKORGの方たちのおかげで実現することになりました。多くの方たちがご縁をつないでくださいました。」

カール「名古屋は昨年飛び入りさせていただいたギターの砂掛康浩さんとご一緒します。神戸、京都、倉敷の3都市はメンフィスのジャズ関係の人に紹介していただいた小川容司さんが繋げてくださいました。全部のライブで共演者が違うので同じ演奏が2度とないものになります。多くの方たちに私たちの音楽を様々な形でお楽しみいただけたらと思います。」

── 今回の場所は初めてですか?

カール「秋田では2013年から、東京では一昨年前からライブをしていますが、神戸、倉敷、京都では初めて演奏します。今まで演奏したことがないところに行くのも楽しみですし、何度も行っているところもまた楽しみです。」

アラン「ツアー先で皆さんにお会いできるのがとても楽しみです!」

── 今回のツアー/ライブのポイントは?

カール「今年は、大学を卒業して初めてするツアーです。2枚目のアルバムをリリースしてさらに成長した私たちの演奏をお楽しみいただき、感動をお届けしたいと思います。2013年から毎年演奏している秋田県では、今まで応援してくださった方たちの提案で初めての試みとして津軽三味線とコラボ演奏をします。日本古来の楽器とジャズで日米をつなげて新しい世界を切り開きたいと思います。東京では向井滋春さん、宮之上貴昭さんという日本のレジェンドたちと共演させていただくのも楽しみですし、他のライブも各地の素晴らしいアーティストと共演して一つ一つが違った演奏になることも楽しみです。」

アラン「メンフィスという多くのジャズレジェンドを輩出している音楽の都で学んだ私たちの音楽と日本の素晴らしいアーティストたちと一緒に作る世界で一つだけの音楽をお楽しみいただきたいと思います。」

── 一番の見どころ/聴きどころは?

カール「今回のツアーの見どころは、どのライブもみな共演者が違うということです。秋田での津軽三味線とのコラボ、東京の日本ジャズ界レジェンドの向井滋春さん、宮之上貴昭さんとの共演も楽しみですが、KORG直営G-Roksスタジオは楽器の会社だけあって音響、照明など素晴らしくまた共演者も日本在住のジャズピアニスト、Jonathan Katzと共演します。名古屋、京都、神戸、倉敷は地元精鋭の素晴らしい方達と演奏しますが、こちらの4都市では若手精鋭アーティストとの共演がとても楽しみです。」

アラン「全部楽しみな共演者の皆さんです。このツアー全体を通して私たちがここから得るものも大きいと思います。ジャズレジェンドの方達との共演も楽しみですが、各地で同年代の若手アーティストの皆さんと演奏、交流することも楽しみです。一緒に新しいジャズの流れを作るきっかけになればと思います。」

── 神戸で演奏したことはありますか?

アラン「神戸は行くのも、演奏するのも今回が初めてです。神戸はジャズが盛んだと聞いているので今からとても楽しみにしています。11月21日に神戸BornFreeで演奏する予定です。トランペットが横尾昌二郎さん、 ピアノは永田有吾さんです。また、地元の素晴らしいミュージシャンの方達と共演できるのもとても楽しみです。たくさんのお客さんに私たちの生のジャズをお楽しみいただけたらと思います。」

── 今後どんな活動をして行きたいですか?

カール「良い音楽をずっと作りつづけたいと思います。」

アラン「たくさん良い曲を作曲したいです。映画やテレビ番組などの音楽も手がけてみたいと思います。」

── 日本のファンの皆さんへメッセージをお願いします。

カール「ライブでお会いできること、皆さんに私たちの生の音楽を聴いてもらうことをとても楽しみにしています。今年リリースしたCDは素晴らしいミュージシャンたちと一緒につくった渾身の作なのでぜひ聴いてみてください。」

アラン「日本の皆さんにお会いできるのをとても楽しみにしています。今まで私たちをご覧になった方達には私たちの成長、進化を感じていただきたいと思います。また津軽三味線とのコラボなど新しいこともどんどんやって行きますので、ぜひ見にきてください。ジャズは演奏者だけでなく会場の皆さんと一緒に音楽を作る部分もあるのでぜひ音楽を楽しむことで私たちの演奏に参加してください。」

── Kobejazz.jpは中高生・大学生のビッグバンドやジャズミュージシャンを応援しています。彼ら学生にアドバイス等あれば、よろしくお願いします。

カール「私たち自身、駆け出しで皆さんと同じ立場です。同じ仲間として日本の若い皆さんとご一緒にジャズの新しい流れを作っていけたらと思います。」

アラン「私も同じです。今回の日本ツアーでは各地で若手の皆さんとご一緒する機会がたくさんあります。ぜひ、私たちに会いに来てください。これからみんなで一緒に音楽を作っていきましょう。そしてみんなでジャズという楽しい音楽を広めていけたらと思います。」

information

[ RECOMMEND MOVIE ]

Seeking Higher Ground EPK by The Maguire Twins



[ Live Information ]

The Maguire Twins 2018日本ツアースケジュール

11/13 (火) 東京 荻窪ルースター本店
宮之上貴昭 meets メンフィスツインズ!
Open 7:00pm Start 8:00pm
¥3,500
宮之上貴昭(g) 北島佳乃子(pf) Alan 秀太郎 Maguire (b) Carl 征太郎 Maguire (ds)
荻窪ルースター本店
〒167-0051 東京都杉並区荻窪 5-16-15 井上ビル B1 (荻窪駅徒歩1分)
予約 Tel: 03-5347-7369 Fax: 03-5347-7369
e-mail:honten@ogikubo-rooster.com
http://www.ogikubo-rooster.com/
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11/14(水)東京 新宿サムデイ
向井滋春バンド feat. ザ•マグワイア•ツインズ from メンフィス USA
Open 6:45pm Start 7:45pm
¥3500 (tax)
向井滋春 (tb) 加能奈実 (as) 井上祐一(pf) Alan 秀太郎 Maguire (b) Carl 征太郎 Maguire (ds)
新宿サムデイ
〒160-0022 東京都新宿区新宿1-34-8近代BLD-15 B1(旧新宿御苑前ビル)
(やよい軒の地下)丸の内線”新宿御苑前駅”1番 出口徒歩4分
予約 Tel: 03-3359-6777
http://someday.net/
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11/16 (金) 秋田県大館市文化会館大ホール
日米を音楽でつなぐ虹の花束コンサート Jazz+津軽三味線
主催(株)ジェイエィ大館・北秋田葬祭センター
Open 6:00pm  Start 6:30pm
前売り¥1,000 当日¥1,500
佐藤悠紀(三味線) 佐藤知(三味線) Alan 秀太郎 Maguire (b) Carl 征太郎 Maguire(ds)
大館市民文化会館大ホール
〒017-0822 秋田県大館市字桜町南45-1
Tel: 0186-49-7066. Fax: 0186-49-7069
予約 虹のホールやすらぎ TEL.0120-49-9997 FAX.0186 - 42- 9954
電話受付時間 9:00~18:00
http://odate-bunka.com/
Facebookイベント

11/17(土)東京 KORG直営G-Roks下高井戸スタジオ
The Maguire Twins Super Jazz Night in Tokyo
Open 6:30 1st Set 7:00pm~ 2nd Set 8:15pm~ 入れ替えなし
予約¥3,500、当日¥4,000
Andy Wulf (ts) Jonathan Katz (pf) Alan 秀太郎 Maguire (b) Carl 征太郎 Maguire (ds)
入場時に受付にて別途ドリンク代300円(税込)が必要となります。ドリンクのみ
KORG G-ROKS下高井戸スタジオ
〒168-0073 東京都杉並区下高井戸1-15-12 (京王線&東京世田谷線下高井戸駅徒歩6分)
TEL:03-3325-3311 FAX:03-3325-9990
http://www.groks.co.jp/
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11/18(日)愛知県名古屋市 Mr. Kenny's
砂掛康浩meetsマグアイアツインズ、ゲスト伊藤寛哲
Open 6:00pm~ Live 7:30pm~10:30pm
¥2,800 
砂掛康浩(g) 伊藤寛哲(g) Alan 秀太郎 Maguire (b) Carl 征太郎 Maguire(drums)
〒460-0022 愛知県名古屋市中区金山5丁目1-5 満ビル2F (金山駅より徒歩9分)
予約 Tel: 052-881-1555
https://www.mrkennys.com/
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11/19(月)岡山県倉敷市 Piano Hall Avenue
Scott Chadwick Group feat. The Maguire Twins
Open 7:00pm Start 7:30pm
¥3,000
Scott Chadwick(tp), 増田実浩(p), Alan 秀太郎 Maguire(b), Carl 征太郎 Maguire(ds)岡山県倉敷市本町11-30 (JR倉敷駅より徒歩15分)
予約 Tel: 086-424-8043
http://sound.jp/avenue
Facebookイベント

11/20(火)京都 Le Club Jazz
The Maguire Twins Quartet @ Kyoto Le Club Jazz
Open 7:00pm, Start 7:30pm
予約 ¥2,800 当日 ¥3,000
  浅井良将(as) 杉山悟史(p) Alan 秀太郎 Maguire(b) Carl 征太郎 Maguire(ds)
三条通御幸町西入弁慶石町48
予約 Tel: 075-211-5800, e-mail: leclubjazz@gmail.com
http://web.kyoto-inet.or.jp/
Facebookイベント

11/21(水)神戸 神戸BornFree
The Maguire Twins Quartet @ Kobe BornFree
Open 19:00 Live 19:30~ 21:00~
予約 ¥2,800 当日 ¥3,000
横尾昌二郎(tp) 永田有吾(p) Alan 秀太郎 Maguire (b) Carl 征太郎 Maguire(ds)
〒658-0072 神戸市東灘区岡本2-5-8
Born Free Tel: 078-441-7890(19:00~23:30)
Office Tel/Fax: 078-441-7796 (予約受付)
阪急岡本駅から徒歩6分、JR神戸線 摂津本山駅 徒歩5分
http://www.bornfree-kobe.com/
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