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日本、ヨーロッパで活躍するピアニスト、クリヤ・マコトさん率いるクリヤ・マコト・トリオにジャズボーカル、ケイコ・リーさんを迎えたスペシャルコンサートが9月20日に神戸新聞松方ホールで開催されました。長年のファンはもとより、初めてジャズに触れる人でも楽しめるようにと「映画音楽」をテーマにしたプログラムで、会場は遠方から駆けつけたというファンの方から神戸ジャズファンの人々で満員に。
会場が暗くなって、クリヤ・マコト・トリオが静かに登場。1曲目はチャップリン主演「モダン・タイムス」から美しくムーディーなピアノが会場に響く「スマイル」、続いて2曲目は「天国の手紙」から有名な「千の風になって」。「このバンドは3人で音が完結している」(JAZZ
PEOPLE Vol.20)とクリヤさんご自身がお話しされていたように、クリヤさんのピアノ、大坂さんのドラム、早川さんのベースの繊細な響きにうっとりとするばかり。演奏されるのは多くの人々の耳に馴染んだおなじみの曲ばかりなのに、アレンジによって初めて聴くような新しい魅力を楽しませてくれます。神戸出身でありながら、今回が初めての本格的神戸公演となるクリヤさん。「自分の育った思い出深い神戸でコンサートができることがとても嬉しいです」とMC。前半のインストゥルメンタル・プログラムが終わり、登場したのは今回のスペシャルゲスト、ケイコ・リーさん。会場がパッと華やかになり、ケイコさんの深い歌声が会場を包みます。赤いチューブトップのチュニックに黒のサブリナパンツ、ピンヒールという衣装もとても魅力的。華奢な姿からは想像できないパワフルでゴージャスな歌声に色気のあるピアノの音色がしみじみと心に響きました。
アンコールはクリヤさんのピアノにケイコさんの歌声でしっとりと。最後には4人で仲良く手をつないでお辞儀する姿も。素晴らしい演奏とアットホームなMC、ジャズの魅力を隅々まで堪能させてくれるコンサートでした。 |
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1. Smile:「モダンタイムス」より
2. 千の風になって:「千の風になって~天国への手紙」より 、
3. Love for Sale:「情熱の狂想曲」より、
4. さくらガーデン:「富嶽百景~遥かなる場所」より 、
5. シネマ・ミュージック・メドレー As time goes by:「カサブランカ」より ~
My favorite things:「サウンド・オブ・ミュージック」より ~ シェルブールの雨傘:「シェルブールの雨傘」より、
6. Watermelon Man 、
7. Sentimental journey:「センチメンタルジャーニー」より 、
8. My foolish heart:「愚かなり我が心」より、
9. What a wonderful world「グッドモーニングベトナム」より 、
10. Lover Come Back To Me 、
11. The Voyager 、
12. Peninsula、 |
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