5月18日(土)・19日(日)の2日間、大阪城ジャズフェスティバルが大阪城野外音楽堂で開催され、2日目は雨にもかかわらず、両日で2,762人の観客で賑わいました。この関西最大級のビッグバンドジャズコンサートは、関西の11大学が一堂に集まり、総勢200名以上の大学生が企画・運営・出演のすべてを行い、今年で23回目を迎えました。
佛教大学お笑いサークル「SHOWCASE」のMCでスタートし、各大学ともジャズフェスへの思いや、意気込みが雨にも負けない熱いステージになり、雨に濡れながらも最後まで応援してくれたジャズフェスファンにも伝わります。まさに、参加する大学生たちと同じだけの歴史を重ねてきた、伝統あるイベントだからといえるでしょう。
そんな実力派揃いの各大学のパフォーマンスに加え、今回のために関西11大学によって結成された「Girls Band」や、結成10年目の「Double Force Jazz Orchestra」、「Kyoto Composers Jazz Orchestra」、関東から参加の「4代目濃い味バンド」、「関西Selection Band」など、おなじみのゲストバンドも魅せてくれました。
また、ジャズフェスならではのイベントも盛りだくさん。おなじみの「ジャズフェスクイズ」に加え、今年は「ミスジャズフェスコンテスト」を開催。当日の投票で決まるということもあり、エントリーした12名の男女が、アピールタイムではコスプレあり、女装ありで自己アピール。そして、ミスジャズフェスに輝いたのは、立命館大学代表の堺彩瑛さん(2年)に決まりました。堺さんに投票した方の中から抽選でビルボードライブ大阪より、ペアチケットが贈られました。
実行委員長を務めた京都大学の藤野匠さん(4年)は、23回も続いたことの意味、社会貢献活動として行うことの意味、各大学から集まるバックグラウンドの違う仲間とともに活動する意味、楽しみにしてくれているお客さまの声の意味など、多くの意味と重みを感じたといいます。そんな意味と重みを感じながら「関西の地から学生のエネルギーを届ける」という願いを届けることができた、意義あるイベントになりました。
「カウント・ベイシーならこのバンド!」「デューク・エリントンならこっち♪」など、得意ジャンルやメンバーの男女比も異なる、各大学のバンドからお気に入りを見つけてライブに足を運んでみてはいかがでしょうか♪
■1日目
- 1. 甲南大学 Newport Swing Orchestra
- 2. 関西学院大学 K.G. Swing Charioteers
- 3. 京都大学 Dark Blue New Sounds Orchestra
- 4. Girls Band
- 5. 同志社大学 The Third Herd Orchestra
- 6. 龍谷大学 Jazz Bird Orchestra
- 7. 天理大学 ALS Jazz Orchestra
- 8. Double Force Jazz Orchestra
■2日目
- 1. 大阪大学 The New Wave Jazz Orchestra
- 2. 大手前大学 Jazz Skyscraper
- 3. 佛教大学 R3 Jazz Orchestra
- 4. 立命館大学 R.U.Swingin’ Herd Jazz Ensemble
- 5. 神戸大学 Kobe MUSSOC Jazz Orchestra
- 6. Kyoto Composers Jazz Orchestra
- 7. 濃い味バンド(関東セレクションバンド)
- 8. 関西Selection Band