スタジオfの録音レポート

Wataru Hamasaki

浜崎航

no.22

注目N0.1!浜崎航さんが奏でる痛快直球強力ニコニコジャズ。

昨年、アメリカモンタレージャズフェスにも出演されたサックスプレイヤー浜崎航さんと若手美人ピアニスト松本茜さんによるニューアルバム「Big Catch」のレコーディングを行いました。
「痛快直球強力ニコニコジャズ」というコンセプトで作られた今回のニューアルバム、それには松本さんのピアノが不可欠だったと浜崎さんは言います。「ジャズでもっとも大切なのはスウィングとブルース。これまでいろいろなスタイルをやってきましたが、帰ってきて聴きたくなる音楽は結局昔のレジェンドたちのものであったりするわけです。そんなわけで、『痛快直球強力ニコニコジャズ』を常々やりたいと思っていたところに、今どき珍しいトラディショナルでハッピーなスタイルでピアノを弾く松本茜に出会いました。それから一年、彼女と一緒に曲を書いたり、スタンダードをアレンジしているうちに段々とこのバンドのサウンドが毎日の楽しみになっていきました」。
そして、今回のアルバムメンバーは浜崎さん、松本さんがこれまで一緒に活動を続けてきた大阪、名古屋のジャズメンばかり。「これまでの東京中心の文化発信ではなく地方都市からも音楽を発信していく時代になり、ミュージシャン達自身が自分達で音楽を発信して行く時代になる。ミュージシャン達もその自覚を持つことによって日本全体の文化レベルが向上すると考えてます。なのであえて処女作はこれまで活動を共にしてきた大阪、名古屋のジャズシーンの中心人物達と作品を作るコンセプトにしました」。


音への徹底したこだわりが素晴らしい音楽へと繋がる。

レコーディングメンバーは浜崎さんと松本さんに加えて、大阪、名古屋でそれぞれ活動するミュージシャンたち。「大阪からは僕がとても信頼しているドラムの竹田達彦。トラディショナルなスタイルでは右に出る人はいないと思います。そして、音楽に対する真摯な姿勢と最近の若手には珍しいバイタリティとメンタリティを持つベースの権上康志。名古屋からは、過去の作品にも参加してもらったドラムの黒田和良。それから、日本中で活躍し、あくなき探求心でジャズを追求する、名古屋音大でも教鞭をとる名古屋のベースの重鎮、日景修」と浜崎さんが信頼を置く錚々たるメンバーがスタジオfに集いました。
特に印象的だったのは、やはり音へのこだわり。慎重にサウンドチェックを行い、問題点を徹底的に潰すというこだわりぶりで、1曲目の1テイク目がスタートしたのは初日の15時を回った頃でした。マイクの立て方やミックスの具合などが決まると、そこからは怒涛のごとく一気に録音が進んでいきました。どの楽曲も多くて3テイクで1テイク一発OKというテイクもたくさんあり、瞬く間に楽曲が録り終えられていく状況は圧巻でした。

ミックス終了後、レコーディングの感想を聞いてみました。

浜崎航さん
スタジオfは一度、録音の仕事でお世話になりましたがアコースティックな音楽を録音するにはもってこい。松下くんのおかげで、ミックス、マスターともに問題なく、最短記録で終了しました。最初に録った音が良ければ、後は本当にラクです。スタジオの音が自然なのと、松下くんのマイキングの上手さが光ってると思います。

松下真也さん(レコーディングエンジニア)

スタジオfはとてもクリアで、機材面だけでなくスタジオの響きが短すぎず長すぎず、とても心地良いです。
今回のレコーディングは、各楽器をブースに入れてセパレーションした状態でサウンドチェックを始めましたが、どうしてもそれぞれの楽器の音がデッドになり、バンドの一体感を得ることが難しくて、ブースを使わずバンドメンバー全員が同じ部屋で演奏するかたちに変更しました。
機材面では現在の機器とあわせてヴィンテージの真空管機材を持ち込んでレコーディングしています。全盛期に作られた真空管機材には、現在の機材では表現できない立体感と情報量があるように思います。
アコースティックの音作りはトラッキング時でほぼ決めるべきだと考えています。後作業では根本的な解決にはならないので、トラッキングには非常に気を使います。機材のセレクト、そしてマイキングでおいこんでいきました。
ミックスはSSLのアナログコンソールを使いました。アウトボードをメインで使い、ProTools内のプラグインはほとんど使っていません。音楽の内容にもよりますが、私はオートメーションで制御されすぎたミックスがあまり好きではなく、いい意味での凸凹がジャズには必要だと思います。ProTools内のオートメーションは最低限に、コンソールのフェーダー操作で躍動感のあるミックスを目指しています。
マスタリングはいつも使っている東京のスタジオで行い、デジタルピークリミットをかけすぎないナチュラルなマスタリングを目指しました。

純度が高く、味わい深いニューアルバム。

レコーディング、ミックス作業と見ていて感じた音へのこだわり。一つひとつの音色はもちろんのこと、限られた時間の中で最高の音を作り、各楽曲のうまみをしっかりと音源に注ぎ込まれた今回のアルバムは、浜崎さんの魅力を更に増し加える一枚になったのではないでしょうか。
「痛快直球強力ニコニコジャズ」というコンセプトどおり、テクニカルでありながら難解さを感じさせない音楽は、コアなジャズファンからジャズ初心者もゴキゲンな気持ちにさせてくれます。アルバムを聴くとライブが観たくなる、そんな躍動感溢れるアルバムを是非お楽しみください。

Album Information

Wataru Hamasaki meets Akane Matsumoto Trio
「Big Catch」

次世代を牽引するサックスプレイヤー浜崎航と、中川英二郎バンドでのパリ公演や中村健吾トリオへの参加で話題沸騰中の若手美人ピアニスト松本茜のトリオによる、痛快直球強力ニコニコジャズ!「Love Letters」や「Mean What You Say」などのスタンダードをはじめ、スイング感満点のオリジナル曲を収録。浜崎航の圧倒的な音色と説得力、松本茜のピアニズム溢れるストレートアヘッドなプレイに気分は爽快。今年最注目のジャズコンボの誕生!
[税込2,500円/CONCEPT RECORDSより2013年6月26日全国発売]

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プレゼント告知!

浜崎航さんのご好意により、アルバム「Big Catch」を3名の方にプレゼント♪
プレゼント応募ページはこちら

[ プレゼント概要 ]

賞品:CDアルバム/Wataru Hamasaki meets Akane Matsumoto Trio 「Big Catch」
当選者数:3名様
当選発表:発表は賞品の発送をもってかえさせて頂きます。
開催期間:2013/6/27~2013/7/15

  • ※ご応募は日本国内にお住まいの方に限らせていただきます。
  • ※応募受付の確認、当選・落選についてのご質問や、電話でのお問い合わせにはお答えいたしかねます。
  • ※お客様のご連絡先・ご住所が不明などで商品がお届けできない場合は、当選を無効とさせていただく場合があります。
  • ※当選者は本権利を他人に譲渡、または金銭や他の物品と交換はできません。
  • ※当選されたお客様からご提供頂いた個人情報につきましては、当選されたお客様への商品発送のみに利用させて頂きます。頂いた個人情報をその他目的で使用する事はありません。
[ お問い合わせ窓口 ]

応募ページで入力された個人情報の照会・変更・削除等のお問い合わせについては、(お問い合わせ窓口:kobejazz@ten.fujitsu.com)までお願いします。

ライブ情報

1/17(金) 静岡/ライフタイム
19:30start charge¥3,500(前売り¥3,000)
http://www.fugetsuro.co.jp/lifetime/
静岡市葵区紺屋町11-1
(問)053-455-8001

1/18(土) 田町/アートフォルム田町
19:00start~2stages charge¥3,000(サロン会員¥1,000)
http://www.08-art.com/salon/
静岡県浜松市中区田町326-28 アートフォルム田町 1階
(問)053-455-8001
 ※1/17、1/18 本川悠平(b)/海野俊輔(ds)

1/23(木) 名古屋/スターアイズ
19:30start ¥3,000
愛知県名古屋市千種区菊坂町3-4-1 052-763-2636

1/24(金) 愛知県吉良町/intelsat
19:00open 20:00start 前¥3,500/当¥4,000
0563-35-0972

1/29(水) 南青山/body&soul
19:00open 20:00start charge¥3,500
http://www.bodyandsoul.co.jp/
東京都港区南青山6-13-9 (問)03-5466-3348

2/1(土) 新宿/ピットイン
昼の部 14:30start ¥2,500
新宿2丁目12-4 03-3354-2024

2/2(日) 岡崎/図書館交流プラザスタジオ1"Valentine Jazz Live"
 ※注!この日のみ松本茜&浜崎航DUOになります。
15:30start ¥2,000
主催grooving Jazz-ami 090-7918-0094

2/4(火) 大阪/ミスターケリーズ
19:30start 前¥3,800/当¥4,300
http://www.misterkellys.co.jp/index.html
〒530-0002 大阪市北区曽根崎新地2-4-1 ホテルビスタプレミオ堂島1F
(問)06-6342-5821

2/5(水) 岡山/旅館御園
19:30open 20:00start charge¥3,000(+drink代¥500)
一泊朝食付きプラン10,500円~/夕食付きプラン15,800円~
(※詳しくは旅館御園に御問い合わせください)
〒710-0826 岡山県倉敷市老松町3-4-1 TEL 086-422-3618

2/6(木) 広島/Satin Doll
20:00start ¥4,500(1ドリンク付)
http://www11.plala.or.jp/SATINDOLL/index.html
〒730-0033 広島市中区堀川町1-16 小川ビル3F (問)082-241-0693

2/7(金) 博多/NewCombo
20:00start 前¥3,500/当¥4,000
福岡市中央区渡辺通5丁目1-22 092-712-7809

2/8(土) 山口周南/the BAR
20:00start ¥6,000(free drink)
周南市飯島町1-41 0834-31-9308

2/10(月) 山口/ポルシェ
19:30start ¥3,000
http://www.tim.hi-ho.ne.jp/music/
山口市葵1-1-28 0839-24-4616

2/11(火) 神戸/Just In Time スペシャルゲスト浅井良将
19:30start ¥4,000
http://sound.jp/justintime/
神戸市中央区元町3-13-1 (問)078-333-1858

2/14(金) 池袋/APPLE JUMP
20:00start charge¥2,800
西池袋3-33-17 サンライトマンションB1

Member Information

浜崎航さん (サックス)
日本の次世代を代表するサクソフォンプレイヤー。自己のカルテットや国内最高峰のジャズグループで活躍中。セルマー社野中貿易50周年記念野中サクソフォンコンクールジャズ部門第1位受賞。2012年自己の主宰する”Encounter”にてアメリカカリフォルニアで行われた55th Monterey Jazz Fesに出演、3回にわたるスタンディングオベーション、アンコールをえて、大成功をおさめる。現在日本が世界に誇る石森管楽器のオリジナルサックスのエンドーサーも務め楽器開発にも関わる。また、医師免許、潜水士免許、JPスクーバダイビングインストラクター、一級船舶免許を持つという異色の経歴も多方面からの注目を集め、最近ではボランティアコンサート、吹奏楽部の無料指導を通じた離島の文化振興にも取り組んでいる。
http://www.watarujazz.com/

松本茜さん (ピアノ)
ジャズピアニスト。幼少時代、クラリネット奏者北村英治氏のコンサートでジャズと遭遇。独学でジャズの作曲を始める。2002年、MALTA(sax)プロデュースの第1回倉吉天女音楽祭出場、グランプリ受賞。2004年、バークリー音楽大学の奨学金オーディション学費全額免除試験に合格。同年に第23回浅草ジャズコンテスト・ソロプレーヤー部門にて金賞受賞。2006年4月、日本大学芸術学部入学。2008年5月1stアルバム「フィニアスに恋して」発表。
2009年10月初渡米、NYにてNatReeves(b)、JoeFarnsworth(ds)らとレコーディング。翌年1月、2ndアルバム「Playing NewYork」発表。2010年1月、出光音楽賞ノミネート。ビバップを信条とし、ストレートアヘッドなピアノトリオで現在都内を中心に活動中。
http://www.akanejazz.com/

権上康志さん (ベース)
1985年 山口県出身。16歳でコントラバスを手にし、当時参加した近藤大地氏、バリーハリス氏らのワークショップをきっかけにジャズを志す。大阪音楽大学短期大学部ジャズコースで木村知之氏に師事 現在はクラシック奏法を坂倉健氏に師事中。在学中より演奏活動を開始し、様々なセッションを経験。2006年8月には、ベースの巨匠リチャード・デイビス氏に数回レッスンを受ける。現在は関西のライブハウスやホールetcを中心に精力的に活動中。
http://jazz-bass-gonjo.seesaa.net/

竹田達彦さん (ドラム)
1967年大阪府生まれ。16才の時、東原力哉氏に師事し、高校卒業後大阪のジャズクラブにてレギュラー出演をきっかけに活動を開始する。1993年、東京ブルーノートに小曽根真(Pf)グループで出演。1996年、横浜ジャズプロムナードのコンペティションに早間美紀(Pf)トリオで出場し、グループ部門で「グランプリ」、個人部門では「ベストプレイヤー賞」受賞。2002年9月には、国際交流基金主催事業専門家派遣の再派遣で、ロシア・ヨーロッパ(アイスランド、ロシア、ベラルーシ、フランスの4ヶ国4都市)へのツアーを経験する。2007年、自己のグループ“Somosmbo”結成。現在、関西のジャズクラブ、ライブハウスを中心に、ジャズ、ラテン・ジャズ、サルサ、ブラジル音楽他、アルゼンチンやペルー等、南米の民族音楽とジャズを融合させた音楽など多彩なジャンルにわたって活動を行っている。
http://www.tatu-bateria.net/

日景修さん (ベース)
1968年秋田生まれ。中学時代オーケストラ部に所属し音楽の基礎を学ぶ。金沢大学在学中よりジャズの演奏をはじめ、池田篤、原朋直、山田穣等との共演を重ね、腕を磨く。大学卒業後、本格的にプロとして活動を開始。大坂昌彦、川島哲郎、TOKU、納谷嘉彦、小濱安造、アレン・ファーナム、ジェフ・キーザー、ブルース・バース等との共演の他、多数のレコーディングにも参加。現在は小濱安造、納谷嘉彦をはじめとし、数々のレギュラーグループ、多くのセッションで活躍中。独自の表現力と、フロント奏者を的確にサポートする高い能力で注目を集める実力派ベーシストである。名古屋音楽大学非常勤講師。
http://hikageosamu.blogspot.jp/

黒田和良さん (ドラム)
1971年大阪生まれ。愛知学院大学にてSINGING ALL STARSに入部しドラムを始める。大学卒業後東京代々木に在る、PAN SCHOOL OF MUSICに入学、斉藤純氏に師事する。卒業後名古屋に帰り名古屋のミュージシャン、納谷嘉彦P 小濱安浩TS 和田直G 水野修平P 後藤浩二Pらのバンドに所属し、現在多数のバンドのレギュラーとして活躍。CUGジャズオーケストラ所属。溝口恵美子VO 田中りかVOのボーカルユニットえみりかバンドのレギュラーメンバーとして活動。矢野沙織ASのツアーメンバーとしても参加。現在名古屋音楽大学の講師、K's Drum school校長。ボーカル・ギター・ベース・ピアノ・サックス・ドラムのアンサンブルスクール Comuz校長、K's presents 代表。
http://kurodakazuyoshi.com/kurodakazuyoshi/Welcome.html

浅井良将さん (サックス)
1985年11月30日兵庫県神戸市生まれ。甲南中学・高校ビッグバンドでアルト・サックスを吹く。ビッグバンドをするかたわらアドリブに興味を持ち、元Arrow Jazz Orchestraの江藤嘉昭氏に師事。同クラブ引退後、小曽根啓氏に師事。その後、甲南大学中退、甲陽音楽学院入学。荒崎英一郎氏、ランドールコナーズ氏に師事。在学中から関西を中心に精力的に演奏活動開始。 2006年8月、Berklee Music Collegeの奨学金12000ドルを獲得。同年12月にはブルーノート大阪に自己のバンドで出演。甲陽音楽学院卒業後、自己のカルテット、セプテットをはじめ、市原ひかりグループ、Frontpage Orchestra、Gingerbread Boys、宮川純グループ、高橋知道New Impression、荒崎英一郎Big Band、Kyoto Composers Jazz Orchestraなどで演奏活動を行っている。また、自主レーベルGrey Heron Musicを立ち上げ、2010年に第一弾「A Precious Thing」を発表。
http://saxryosuke.exblog.jp/