ジャズ新譜紹介 | KOBEjazz.jp

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ジャズ新譜紹介

国内外からリリースされる注目のジャズ新譜を紹介します。

2018年8月

s-ken presents apart.RECORDS collection 1999-2017 Compilation, Double CD, Original recording remastered
V.A. s-ken ほか
s-ken presents apart.RECORDS collection 1999-2017 Compilation, Double CD, Original recording remastered

Amazon TOWER RECORDS PCI MUSIC INC

CDジャケット

演奏者
PE'Z、中山うり、DONNY FU、iLala、コーヒーカラー、ROCO、nitt、BimBamBoom、久和田佳代、Kent Kakitsubata、AMY ANNAPURNA、Sabado Fiesta
商品紹介
1970年代から東京のミュージックシーンの先駆者として名を馳せ、90年代初頭からはプロデュース業に専念してきたs-ken。 昨年には25年ぶりに自身の新作アルバムをリリースするなど、今なおエネルギーに満ちあふれ動き続ける彼の自伝本と、今までに手がけた100作を越えるプロデュース作品から選ばれた2枚組(全28曲)のコンプレーションCDアルバムをリリースする。 s-ken は 1971年、ヨーロッパ最大規模のポーランド音楽祭に作曲者として数万人の応募者から選ばれ渡欧。その後 2 年半にわたる アメリカでの海外特派員生活を経て帰国し、パンクロックムーブメント TOKYO ROCKERS を牽引 し、自身もアーティストとして' 81 年にメジャーデビューを果たす。以来、既成の音楽業界や国の概念を超えて、世界標準のクオリティーを追求し続けてきた。 時には "TOKYO SOY SOURCE "、" カメレオンナイト " などのイベントプロデューサーとして、時には " 異人都市 TOKYO"、 "PINHEAD" などの著作・編集者として活動しながら、「JAZZ HIP JAP(UK クラブチャートにイン )」、「東京ラテン宣言」などシーンを活性化させたレーベル & 音楽プロデューサーとしても活動し、様々なアーティストの発掘、育成には今日に至るまで尽力している。 テレビではその生き様を追いかけるドキュメンタリー番組が放送されるなど、ニューヨークから東京、グローバルかつ破天荒な 彼の哲学がわかる一冊であり、ジャンルレスに構築されたサウンドセンスがわかるCDが、同世代や次世代を勇気づける道しるべとなるだろう。
曲目
  1. DISC1
  2. 01:HEY! JORDU!/PE'Z
  3. 02:マドロス横丁/中山うり
  4. 03:うねる荒野/DONNY FU
  5. 04:500 マイルの未来に咲く花/iLala
  6. 05:珈琲でも/nitt
  7. 06:アイスクリームカフェ/コーヒーカラー
  8. 07:マルクス/ROCO
  9. 08: boosuka-boo/久和田佳代
  10. 09:COLLECTIVE MODE/PE'Z
  11. 10:僕のダイナモ/Kent Kakitsubata
  12. 11:Shinzo BakuBaku Ochokochoi/BimBamBoom
  13. 12:スピンダンス/Sabado Fiesta
  14. 13:太陽の子/ROCO
  15. 14:暁のフォルテシモ/中山うり
  16. DISC2
  17. 01:月とラクダの夢を見た/中山うり
  18. 02:寝ても覚めても夢を見る/nitt
  19. 03:プリマべイラの赤い花/iLala
  20. 04:O.E.C.Tiger roll/BimBamBoom
  21. 05:イケマセン/DONNY FU
  22. 06:うるうると指切りを/久和田佳代
  23. 07:アクエリアス/AMY ANNAPURNA
  24. 08:TOKYO YUKI/BimBamBoom
  25. 09:チッチッチクタクブンバボン/Kent Kakitsubata
  26. 10:真夜中に流れ星/久和田佳代
  27. 11:ドッグラン~俺たちは犬である/コーヒーカラー
  28. 12:STAR FISH/PE'Z
  29. 13:あめあがリズム/DONNY FU
  30. 14:雨のオモチャ箱/Sabado Fiesta

pictures at an exhibition
酒井麻生代
展覧会の絵

Amazon HMV TOWER RECORDS

CDジャケット

演奏者
酒井麻生代(FL) 納谷嘉彦(P,EL-P) 俵山昌之(CB,UKULELE-B) 大坂昌彦(DS) (1)(2)(6)(9)小畑和彦(AC-G,EL-G)
商品紹介
麗しのフルーティスト、 好評の第1弾に続きクラシックのジャズアレンジアルバム第2弾を発表。温かく豊かな音色で、人気のクラシック曲をお洒落な心地良いジャズ・アレンジで奏でる。クラシックファンとジャズファンが楽しめるアルバム!
曲目
  1. 01:私のお父様
  2. 02:展覧会の絵
  3. 03:白鳥の湖
  4. 04:小フーガ ト短調
  5. 05:G線上のアリア
  6. 06:アラゴネーズ「カルメン」組曲より
  7. 07:ヴァイオリン協奏曲 ニ長調
  8. 08:タイスの瞑想曲
  9. 09:ファランドール 「アルルの女」第2組曲より
  10. 10:別れのワルツ

The Painted Lady Suite
Michael Leonhart
The Painted Lady Suite

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CDジャケット

演奏者
Brass: Michael Leonhart(tp, french horn, mellophonium, bass tp), Dave Guy(tp), Taylor Haskins(tp, valve tb), Andy Bush(tp), Carter Yasutake(tp), Andy Gathercole(tp), Ray Mason(tb, b-tb), Mark Patterson(tb, b-tb), John Altieri(tuba) Saxophones / Woodwinds: Donny McCaslin(ts), Sam Sadigursky(ts, piccolo fl, fl, alto fl, b-cl), Matt Bauder(as, ts), Jason Marshall(as, bs),Cochemea Gastelum(ts, bs, fl), Charles Pillow(b-cl, alto fl), Ian Hendrickson-Smith(bs), Jon Natchez(cl), Aaron Heick(ts, english horn, bass fl), Sara Schoenbeck(bassoon)
Strings: Pauline Kim(vln, viola), Mauro Durante(vln), Erik Friedlander(cello)
Choir: Carolyn Leonhart, Jamie Leonhart, Michael Leonhart, Milo Leonhart
Drums: Daniel Freedman(1,8,9,10), Nick Movshon(2), Homer Steinweiss(5,7)
Bass: Jay Leonhart(acoustic 1,8,10), Joe Martin(acoustic 6,9), Nick Movshon(electric 5,7), Michael Leonhart(electric 2) Guitar: Nels Cline Organ, Mellotron, Accordion, Bass Harmonica, Bass Melodica, Pump
Organ: Michael Leonhart
Percussion: Mauro Refosco, Daniel Freedman, Leon Michels, Mauro Durante
商品紹介
ネルス・クラインのブルーノートのデビュー盤『Lovers』のオーケストラ・アレンジも担当
多方面で活躍するトランぺッター/ 作曲家、マイケル・レオンハート
トラディショナルなビッグ・バンド・スタイルから離れた新しいサウンド
ダニー・マッキャスリン、ネルス・クライン参加!!
◆トランぺッター/作曲家/ プロデューサー/ アレンジャー/ マルチ奏者、マイケル・レオンハートは1974年ニューヨークの音楽一家に生まれた。特に父親ジェイ・レオンハートは著名なベーシストで、スティングやフランク・シナトラをはじめ様々な有名ミュージシャンとの共演歴を持つ。また、母親と姉は歌手である。そんな環境から、幼少期より音楽を始め、10代前半にはトランペットおよびピアノ/ 作曲もするようになった。
◆マイケルはトランぺッターとしてスティーリー・ダンと共演し、2つのアルバムに参加。特に2000年グラミーで4部門受賞した『Two Agai nst Nature』では、ソリスト、アレンジャー、指揮者を務めた。また、マーク・ロンソンとブルーノ・マーズによる大ヒット曲“Upt own Funk”にも参加したり、最近ではゲーム音楽を担当するなど、活動の幅は広い。
◆今作はダニー・マッキャスリンやネルス・クラインなどの名手の他、ストリングスやコーラス、バスーンやチューバ、またドラム以外のパーカッションなども入った豪華編成である。
◆本作の核となるのは、タイトルともなった“Painted Lady Suite”。‘Painted Lady’とは美しい色彩をもつ蝶の種類で、1個体としては、1ヶ月しか生きられないにも関わらず、定住する場を持たず、地球上で最も長い距離を移動する昆虫と知られ、生息区域を広げていったとのこと。マイケルは、その小さな生き物の壮大なる移動の光景にインスパイアされて組曲を構想し、2 つのパートで構成。メキシコからカナダへの北方方面へのⅠ~Ⅳ、北極からサハラ砂漠へと向かう南方方面への移動をⅤ~Ⅶで描いている。マイケルは、このバンドをオーケストラを立ち上げた当初より、トラディショナルなビッグ・バンド・スタイルから離れ、新しいサウンドを考えたというが、各パートから広がる音楽は、壮大なドキュメンタリーを見ているかのようであり、映像も想起させるイマジネーション豊かな世界がある。また選りすぐりの精鋭メンバーも迎え、繰り広げられる本作は、オリジナルなモダン・ラージ・アンサンブルの地平を切り拓いていると見える。
◆バンドの表現の幅をグッと広げるクラインのエレクトリック・サウンドやマッキャスリンの好演も聴きもの。マイケルは通常のトランペットの他、メロフォンやバス・トランペットといった珍しい楽器も使用。また自身でオルガンなども演奏する。
◆オリジナルのほか、ビースティ・ボーイズ、ザッパ、ヒッチコックなど数多くの映画音楽を作曲したバーナード・ハーマンのカバー・アレンジなども通して、ジャンルを越境し、アップデートし続けるアンサンブル。鬼才の世界。注目です。
曲目
  1. 01:The Painted Lady Suite:
      I. Transformation In The Deserts Of Mexico (6:16)
      II. The Silent Swarm Over El Paso (4:29)
      III. The Experimental Forest, North Dakota (8:54)
       IV. Countdown To Saskatchewan (4:58)
      V. The Arctic Circle (7:02)
      VI. 1500 Feet Above The Sahara (Night) (5:33)
      VII. 1500 Feet Above The Sahara (Day) (3:24)
  2. 02:In The Kingdom Of M.Q. (5:12)
  3. 03:Music Your Grandparents Would Like (5:40)
  4. 04:The Girl From Udaipur (6:55)

Faroe
Mikkel Ploug & Mark Turner
Faroe

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CDジャケット

演奏者
Mark Turner(ts), Mikkel Ploug(ac-g, el-g)
商品紹介
デンマーク出身のギタリスト、ミケル・プラウグと言わずと知れた名手、マーク・ターナーとのデュオ作が登場!
10年以上の共演歴のある2人の特別なアンサンブルが魅力
知的でクリエイティヴなコンテンポラリー・デュオ作品!!
◆1978年デンマーク出身のギタリスト、ミケル・プラウグと、言わずと知れたテナー・サックスの名手、マーク・ターナーとのデュオ作が登場!
◆二人は、Mikkel Ploug Group feat. Mark Turnerという形で、10年以上に渡り共演し続けており、共演作としてはプラウグの名義で、『feat. Mark Turner』(2006)、『Harmoniehof』(2008)をリリースしている。プラウグはトリオ作も積極的にリリースし、ポスト・カート・ローゼンウィンケルとも評され、一目置かれる存在となっている。また、昨年(2017)はアコースティック・ギターのみを使用したソロ作『Alleviation』をリリースするなど、表現の幅を広げている。 ◆今作では、音楽的相互作用による新しい表現を親しみやすい状況で創る為に、デュオの形態にしたという。
◆この、デュオという形式で引き出される最大の魅力のひとつに、ターナーの音色がある。バンドに合わせてボリュームや音の強度を出す必要がなく、静かでクレバーな状態を維持している。クールで無機質と思われがちなターナーの音色だが、この録音ではテナー・サックスのもつ温かさを聴くことができる。
◆楽曲はすべてプラウグのオリジナルで、今作の為に書き下ろしたものから古い曲まで、全13曲。プラウグはアコースティック・ギターとエレキ・ギターをほぼ半々で使用する。
◆全体的に、プラウグの伴奏に乗ってターナーが自由に歌うところやメロディをユニゾンする場面が多く、お互いに掛け合うようなインタープレイは少ないが、ダイナミクスや音色の変化、またブレスがぴったり合う箇所などもあり、二人の特別なアンサンブルが感じられる。
◆凝ったコード進行の楽曲が多いが、シンプルなメロディと和音を厚めに出す伴奏で、過度に抽象的にはならず、適度な浮遊感を保ったサウンドがなんとも心地よい。また、プラウグのプレイからは、カントリーやブラジリアンを感じさせる箇所も随所にみられ、幅広いサウンドを創っている。
◆知的でクリエイティヴなコンテンポラリー・デュオ作品だ。
曲目
  1. 01:Faroe (5:25)
  2. 02:Neukolln (5:15)
  3. 03:The Red Album (5:51)
  4. 04:Highland (2:59)
  5. 05:Warmth (5:10)
  6. 06:Sailing (3:02)
  7. 07:Ambiguity (3:20)
  8. 08:Como (4:20)
  9. 09:Wagner (4:28)
  10. 10:Steps (0:56)
  11. 11:Celeste (5:05)
  12. 12:Safari (4:29)
  13. 13:Sea Minor (5:01)

Good Question
Matt Penman
Good Question

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CDジャケット

演奏者
Matt Penman(b), Mark Turner(ts 1,2,5,7,8,9), Aaron Parks(p, rhodes, org, vib), Obed Calvaire(ds), Nir Felder(g 6,9), Will Vinson(ss 3), Rogerio Boccato(perc 3)
商品紹介
現代ジャズ・シーン、屈指のベーシスト10年振りのリーダー作!
SF Jazz Collective, James Farmの一角を担いシーンを牽引してきたマット・ペンマン
最高のメンバーを迎え、全曲オリジナルで放つ現時点の集大成的作品
★現代ジャズ・シーン屈指のベーシスト、マット・ペンマンのリーダー作!
★1974年ニュージーランドに生まれ、95年にアメリカ(US)に渡ったペンマンは、以来20年あまり、とても語りきれない活躍ぶり。2002年にクリス・チーク、アーロン・ゴールドバーグ、カート・ローゼンウィンケル、ジェフ・バラードを迎えた初リーダー作『The Unquiet』をリリースし、2008年にリリースした『Catch of the Day』には、シェーマス・ブレイク、アーロン・パークス、エリック・ハーランドが参加。本作は、それから10年振りのリーダー作品となりますが、このブランクは、SF Jazz Coll ecti ve(SFJC)での活動や、様々なバンドでの慌ただしさが大きな要因でしょう。このSFJCと共に、James Farmの一角を担っていることを加えるだけでも、マット・ペンマンの存在感の大きさも自ずと見えてきます。
★本作は、そんなペンマンのミュージシャンとしての蓄積と、日々の経験を結実させた現時点での集大成的作品!
★今回集ったのは、マーク・ターナー、アーロン・パークス、オベド・カルヴェール。また、ニア・フェルダーが2曲、ウィル・ヴィンソンとホジェリオ・ボッカートが1曲ゲスト参加。このメンバーは誰もが認める超トップ・ミュージシャンであるわけですが、皆がマット・ペンマンとレギュラーで活動するメンバー。そのメンバーに関してペンマンは、「楽曲は、音楽的な会話の主題を指示しながら、新しいアングルや予期しないリアクションも誘発出来たらと思って、作曲したのだけど、実際、参加した全てのミュージシャンは、演奏をごく自然に共有する意志と共に、自分自身の視点をもっていて強力な意見ももっている。だからこのメンバーと録音したかったんだ。それによって、音楽的なディスカッションが、とても豊かで幅広いものを生みだすことも証明すると思う」とも語っています。
★録音は、2017年3月の24.25日の2日、及び7月12日の3日間、ブルックリンのスタジオにて。収録した9曲の中には、様々な音楽の雰囲気/ムード、空間がある中で、あるものは、特定のミュージシャンを思い描いたものであり、あるものは、アメリカでの文化や政治情勢へのレスポンスとして描いたとのこと。ペンマン曰く、「この作品は全般的にいえば、ニュージーランドという国に生まれ、よそ者でありながら、人生の半分以上をアメリカで暮らしているものの目を通して、アメリカという国の中にある喜びや困惑、批判や、祝祭というものを表しているともいえる」とのこと。そうした意味で、本作は、ブランクの10年のみならず、1アーティストの40年に及ぶ経験がこめられているともいえます。
★言うまでもなく、この強力メンバーが集結し、ペンマンの確固たる意志も反映された作品。どの曲も、ペンマンが構想した楽曲を背景にしながら、センスを感じさせる各人のソロは、一本筋が入り、ドラマティックな展開も見せていきます。近年はECMで作品を出すアーロン・パークスがピアノとローズ、オルガン、ヴィブラフォンを楽曲の世界に合わせて巧みに使い分けた演奏ほか、ダイナミックなソロと、ルーツであるトリスターノ的なフレージングを融合させるマーク・ターナーの演奏にも、ペンマンのディレクションあっての、真骨頂が引き出されています。一方そのターナーの6曲の演奏に切り込んだ、M3のウィル・ヴィンソンのソプラノ、ロック/ジャズ、双方を自由に横断しながらアーロン・パークスと共に洗練されたサウンドを構築するニア・フェルダーのギターがフィーチャーされたM6も聴きものです。
★テンポ/ムード/色彩感、各曲には、それぞれの個性が息づく9つのストーリー。最高のミュージシャンが集った演奏の素晴らしさと共に、不透明で不安も隠せない21世紀という時代がペンマンの楽曲を元に、織り込まれて滲みます。話題作であり、今という時代が生んだ問題作ともいえる大作です。
曲目
  1. 01:Mr Right (6:55)
  2. 02:Small Famous (5:47)
  3. 03:Fifths And Bayou (6:20)
  4. 04:Blues And The Alternative Truth (5:52)
  5. 05:Cave Life (7:27)
  6. 06:Ride The Paper Tiger (7:10)
  7. 07:Copeland (5:58)
  8. 08:Meats (3:22)
  9. 09:Big Tent, Little Tent (6:36)

Heart Songs (Remastered)
Fred Hersch
Heart Songs (Remastered)

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CDジャケット

演奏者
Fred Hersch(p), Michael Formanek(b), Jeff Hirshfield(ds)
商品紹介
1989年録音、フレッド・ハーシュ初のワーキング・バンドによる一作!
同世代メンバーとの活動が生み出した必然的な自然さと現代につながる世界観
至高のオリジナル、ショーター、モンク、オーネット11曲!
★1989年12月録音、フレッド・ハーシュの初のワーキング・バンドによるトリオ作品がリマスタリングされてリリース!
★フレッド・ハーシュは、本作以前に『Hori zon』(with マーク・ジョンソン、ジョーイ・バロン)、『Sarabande』(with チャーリー・ヘイデン、ジョーイ・バロン)ほか、いくつかのリーダー作をリリースしていますが、それらのバンドは、トゥーツ・シールマンスとの共演のためであったり、トリオとして独立して活動していたものではなかったとのこと。つまり、これが、初のレギュラー・メンバーでの作品 であると、ハーシュ自身語っています。
★ベースのマイケル・フォーマネク(58年生)、ドラムのジェフ・ハーシュフィールド(55年生)とは、ほぼ同世代で、当時、NYでの活動時間も同じくらいだったとのこと。また3人は、同様のミュージシャンのグループに迎えられて活動してきた経歴をもっており、本作のレコーディングには、必然ともいえる流れもあったようです。
★そして作品は、そんな必然が生みだした自然さと、現代の演奏にも通じる世界観が同居する11トラックが収録されました。 ☆端正なコード進行を底流にスタンダードの美しさが光るガーシュインの“The Man I Love”をオープニングに、ウェイン・ショーターの楽曲2曲と、モンクにオーネット・コールマン、そしてオリジナル。2018 年の現在、録音時から30年にも及ぶ時が流れる中、楽曲だけとっても、ブレのない趣向/ 眼差しを感じますが、演奏も、同様に現代につながる一本の筋が見えます。 ☆美しいハーモニー・センス、選ばれた音によって奏でられるメロディ・ライン、トリオのメンバーそれぞれが信頼し合うことから生まれるスリリングな即興、瞬間のひらめきが生むニュアンスの豊かさは、この時代を原点の一つとして一貫として今に至っていることを感じます。
★軽やかさと共に様々なタッチで表情を変え、色彩感豊かに描かれたタイトル曲M“5 Heart song”はもちろんのこと、スローのルバート演奏で情感豊かな世界が描き出されたM“3 Lull abye”など、これぞフレッド・ハーシュのオリジナルという至高の演奏。一方、ショーターの曲にあるミステリアスな唯一無二の世界に迫るピアノ・トリオの表現、ストライド奏法を大きく取り入れて、音と戯れるようにスウィングするモンクの楽曲、尊敬してやまない革新者オーネットへのリスペクトの深さを感じさせる自由なフレージングが飛びまわ るラストまで、どの曲も伝統に立脚しながら、自らの個性を表現するフレッド・ハーシュの演奏が光ります。
★ライヴで聴いたら、大歓声が上がりそうな場面もしばしば。当時のハーシュ曰く「私たちは信頼し合い、お互いの判断を考えている。このレコードは、私たちが年月を共に重ね、演奏してきたことの良きドキュメンタリーとなっている」という作品。現在より音数が少し多めなところに若さとフレッシュさを感じると共に、芸術の粋がある一作。祝、リマスター復刻です!
曲目
  1. 01:The Man I Love (George Gershwin)
  2. 02:Fall (Wayne Shorter)
  3. 03:Lullabye
  4. 04:Free for Three
  5. 05:Hearsong
  6. 06:Infant Eyes (Wayne Shorter)
  7. 07:Beam Me Up (Michael Formanek)
  8. 08:I Mean You (Thelonious Monk)
  9. 09:Evanessence
  10. 10:Rain Waltz
  11. 11:The Sphinx (Ornette Coleman)