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ジャズ新譜紹介

国内外からリリースされる注目のジャズ新譜を紹介します。

2018年6月

seatide
laid back bicycle
seatide

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CDジャケット

演奏者
laid back bicycle
http://laidbackbicycle.com/
商品紹介
本作には自然と体が揺れる事をテーマに疾走感のあるインストゥルメンタルを7曲収録。トリオならではのシンプルな融和感にも注目。またリリースに先駆けてアルバムタイトルにもなっている「seatide」のミュージックビデオがYoutubeで公開されているので、是非ご覧下さい。
曲目
  1. 01:brillant days
  2. 02:seatide
  3. 03:pigment
  4. 04:bloom of spring
  5. 05:spirit of liberty
  6. 06:rain
  7. 07:intersect
ムービー

THE ARTSCIENCE REMIXIES
ロバート・グラスパー × ケイトラナダ
アートサイエンス・リミキシーズ

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CDジャケット

演奏者
ロバート・グラスパー、ケイトラナダ
商品紹介
プロデュース、リミックスをロバート・グラスパーと共に手掛けているのは、カナダのモントリオールを拠点に活動し、世界中で注目を集めているR&B、HIPHOPプロデューサーのひとりであるケイトラナダ。 ゲスト・アーティストにはアレックス・アイズレー(アーニー・アイズレーの娘)、NYヒップホップ界の重鎮タリブ・クウェリ、LAの新鋭ラッパー、イマン・オマーリなどをフィーチャーし、より音楽的な広がりを増した作品となっている。 さらに、映画 『MILES AHEAD / マイルス・デイビス空白の5年間』〔2016年公開〕で監督、主演を務めたドン・チードルがカメオでヴォイス参加。これまでの作品では見られないようなロバート・グラスパーの遊び心が詰まった作品となっている。
曲目
  1. 01:イントロ
  2. 02:ノー・ワン・ライク・ユー
  3. 03:シンキング・アバウト・ユー
  4. 04:デイ・トゥ・デイ
  5. 05:ネーム・ドロップ・インタールード
  6. 06:ファインド・ユー
  7. 07:リトゥン・イン・ストーン
  8. 08:アウトロ

Heart of Brazil - A Tribute to Egberto Gismonti
Eddie Daniels
Heart of Brazil - A Tribute to Egberto Gismonti

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CDジャケット

演奏者
Eddie Daniels(cl,ts),Josh Nelson(p),Kevin Axt(b),Mauricio Zottarelli(ds) with the Harlem Quartet:Ilmar Gavilan(vln),Melissa White(vln), Jamey Amador(viola),Felix Umansky(cello)
商品紹介
鬼才の楽曲に真摯に取り組んだ果敢なるトリビュート集! 名曲“Folia“のアレンジ/演奏にジスモンチは大笑い⁉ 細部にわたってジスモンチも賛辞を贈る注目の一作
★鬼才エグベルト・ジスモンチの楽曲に、果敢にも取り組んだ注目作品!!
★仕掛け人/プロデューサーはResonanceのオーナーであり若き日はビル・エヴァンス他、数々のレコーディングをした、ジョージ・クラビン。ジスモンチの音楽の創造性に“特別な音楽体験ともいうべき感動”を受けてきたクラビンは、長年、ジスモンチをトリビュートする作品のプロデュースを望んできたとのことながら、そこに参画してくれる人を誰も見つけられなかったとのこと。ミュージシャンは、“名作をアレンジすることを望まないし、それは、ピカソの絵を塗りかえることに等しいのではないか”とも話したといいます。
★しかし、2016年、クラビンの古くからの友人、エディ・ダニエルズに相談したことから、プロジェクトが動き出します。クラビンはダニエルズにジスモンチの音楽の魅力を語り、名曲の数々を紹介。美しく、また力強さのある楽曲に深く感動し、茫然とするほどだったというダニエルズは、ぜひ録音したいと賛成。プロジェクトのリーダーになることを承認したとのことです。
★とはいえ、取り組む楽曲は、どの曲も天才ジスモンチの才気が満ち溢れた個性的な楽曲。一筋縄ではいかないものがあります。ダニエルズは、まず、アレンジャーにテッド・ナッシュを、ストリングスにハーレム・カルテットを迎えるコンセプトを提案。ダニエルズ自身がテナー及びクラリネットを担当するほか、編成はピアノ、ベース、ドラムのカルテット編成とした後、2人のアレンジャーを新たに迎え、選んだ楽曲それぞれに最適なアレンジャーを割り当て。それでも、ジスモンチの楽曲を前に、ダニエルズは敬意と共に、ためらい、逡巡することが多々だったと語ります。
★つまり、本作は、<<ジスモンチの音楽の魅力を心身で受け止めたアーティストによる真摯なトリビュート集!!>>。そして、結果として、参加した全ての人の力がこもった作品に合いなって、完成を迎えました。 ☆ブラジルのリズム、メロディ、ハーモニー、また自然といったものが織りなされたベースと共に、フォルクローレ、クラシック、現代音楽的といったものを取り込んだジスモンチの音楽の本質を見つめたアレンジメントを始め、各人の演奏も秀逸。メンバーの創意と強い意志が音楽にもにじみ渡ります。それらは、まず、ジスモンチが鬼才エルメート・パスコアールに捧げたという名曲“Lolo”や、“Baião Malandro”を聴けば瞭然でしょう。複雑なリズムが絡み合い、躍動感と共に繊細な機微が描かれる楽曲の世界に、スタッカートやレガートなど、ニュアンスも豊かに呼応して奏でるこれらの演奏はアレンジの妙であり、各メンバーの演奏センスの賜物でしょう。 ☆そんな演奏を聴いて、ジスモンチ自身も「この演奏を聴いて、計り知れない喜びを感じた。アレンジも演奏もブラジル独自の特色を出している。ストリングスの使い方もとても好きだ」と絶賛!特に、フレーヴォのリズムをフィーチャーした5曲目の“Folia”は「自分たちだって、正気を吹き飛ばすように、カイピリーニャを3、4杯飲まないと出来ないクレイジーなナンバーなのに、それを演奏してしまうなんて」と大笑いしたのだとか。(ライナー収録のインタビューの言葉より)。もちろん、ジスモンチ自身が奏でるものとは違う音楽ですが、本作は、ジスモンチ音楽の魅力に迫った注目作。
★2017年12月5日、ジスモンチの70歳の誕生日のレコーディング!ジスモンチ曰く、<<70年の人生への素晴らしいプレゼント>>と呼ぶ一作です。
曲目
  1. 01:Loro (Parrot) (5:07)
  2. 02:Baiao Malandro (Badass Baiao) (5:50)
  3. 03:Agua e Vinho (Water and Wine) (6:08)
  4. 04:Ciranda (Folk Dance) (5:09)
  5. 05:Folia (Revelry) (4:32)
  6. 06:Maracatu (Sacred Rhythm) (5:51)
  7. 07:Adagio (5:58)
  8. 08:Tango Nova (New Tango) (5:44)
  9. 09:Choro (6:01)
  10. 10:Tango (4:37)
  11. 11:Cigana (Gypsy Woman) (7:34)
  12. 12:Trem Noturno (Night Train) (7:42)
  13. 13:Auto-Retrato (Self-Portrait) (6:44)

Be Cool
Eddie Henderson
Be Cool

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CDジャケット

演奏者
Eddie Henderson(tp), Donald Harrison(as), Kenny Barron(p), Essiet Essiet(b), Mike Clark(ds) Recorded October 31, 2017 at Sear Sound Studio C in New York City
商品紹介
正統派トランぺッター、エディ・ヘンダーソンの最新スタジオ録音! ケニー・バロン等、旧知のメンバーを迎えての ストレート・アヘッドなクインテット演奏! 絶好調エディの真骨頂!
■NYのジャズクラブSmokeが運営するSmoke Sessions Recordsより、正当派トランペット奏者、エディ・ヘンダーソンの新作が登場。同レーベルからはセカンドアルバムの発売となる。
■1940年ニューヨーク生まれのエディ・ヘンダーソンは、精神科医の肩書も持つトランペット奏者であり、現在はベテラン・テナー奏者ビリー・ハーパー率いる人気ジャズグループ「The Cookers」の一員としても活動、地元ニューヨークを拠点にマンハッタンのジャズ・クラブ「Smoke」等に出演し精力的に演奏活動を行っている。
■本作は各セッションで引っ張りだこの円熟ピアニスト、名手ケニー・バロンをバックに、エディとは何度も共演しているエシェット・エシェット(b)、マイク・クラーク(ds)が参加、お互いを完璧に知り尽くしたリズムセクションとの新録音である。フロントには80年代にアート・ブレーキー&ジャズ・メッセンジャーズに所属したこともあり、すでにベテラン・アルト奏者として活躍中のニューオリンズ出身の実力派、ドナルド・ハリソンが参加しています。
■耳に残るリフから始まるタイトル曲“Be Cool”をはじめ、エディの珠玉のバラード演奏が聴けるスタンダード曲“After You’ve Gone”、“Easy Living”、マイルスを思い起こさせるミュート演奏の“Fran Dance”、ウディ・ショーがコルトレーンに捧げた“The Moontran”、コルトレーンの“Naima”、ハービー・ハンコック“ Toys”等のジャズマン・オリジナル等、バランスのとれた曲目となっています。
■エディ夫人のNatsukoさんは、エディをギグに送り出す時に「Be Cool」と声をかけるそう。Coolという語句には色々な意味があると思うが、「カッコよくね!」という感じがぴったりのナイスなアルバムである。まさに近年のエディ・ヘンダーソンの絶好調ぶりを知る上では最適の正統派、ストレート・アヘッド・アルバムに仕上がっています。
曲目
  1. 01:Smoke Screen (Kenny Barron)
  2. 02:Be Cool (Natsuko Henderson)
  3. 03:After You’ve Gone (Turner Layton / Henry Creamer)
  4. 04:Loft Funk (Mike Clark & Jed Levy)
  5. 05:Fran Dance (Miles Davis)
  6. 06:The Moontrane (Woody Shaw)
  7. 07:Naima (John Coltrane)
  8. 08:The Sand Castle Head Hunter (Donald Harrison)
  9. 09:Nightride (Cava Menzies)
  10. 10:Toys (Herbie Hancock)
  11. 11:Easy Living (Ralph Rainger & Leo Robin)
  12. 12:Dla Juzi (Tomek Grochot)

Wishing On The Moon - Live At Dizzy's Club Coca-Cola in New York City
Denny Zeitlin
Wishing On The Moon - Live At Dizzy's Club Coca-Cola in New York City

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CDジャケット

演奏者
Denny Zeitlin(p), Buster Williams(b), Matt Wilson(ds)
商品紹介
ベテラン、デニー・ザイトリン、アコースティックなピアノ・トリオ!!
現在も続く不動のトリオによる、2009年ライヴ録音
ビル・エヴァンス・トリオを彷彿とさせる3人のインタープレイ
変幻自在のアンサンブルで、このトリオのベストとも言える好演!!
◆1938年生まれ、2018年4月に80歳を迎えたベテラン・ピアニスト、デニー・ザイトリン。2001年から始まったバスター・ウィリアムス(b) とマット・ウィルソン(ds)とのトリオだが、今もなお同メンバーで活動を続けていることは、このトリオがザイトリン自身にとって特別なものである証明だ。
◆2001年、トリオを結成した年のライヴ録音『Stairway to the Stars』(SSC 1380)で既に完成度の高い演奏で、楽曲はスタンダードやミュージシャンズ・コンポジションが中心であった。
◆今作は2009年3月10日、NYの“Dizzy’s Club”でのライヴ録音。ザイトリン自身のオリジナルがレパートリーの主となっている。
◆1曲目“All Of You”からリリシズム溢れるプレイで、トリオの3人が対等な立ち位置で繰り広げるインタープレイは、ビル・エヴァンス・トリオを彷彿とさせる。4-7曲目の組曲“Slickrock”では、審美的なインプロ、アグレッシヴなロック・ビート、モーダルでエネルギッシュなプレイなど、不動のトリオだからこその変幻自在のアンサンブルは聴きもの。
◆デニー・ザイトリンのアコースティックなトリオ作、ピアノ・トリオ・ファンにもオススメです!
曲目
  1. 01:All Of You (Cole Porter) (11:09)
  2. 02:Wishing On The Moon (Denny Zeitlin) (10:12)
  3. 03:As Long As There’s Music (Jule Styne) (5:54)
    Slickrock (Denny Zeitlin)
  4. 04:Dawn; Gathering (3:47)
  5. 05:On The Trail (4:04)
  6. 06:Recovery (5:07)
  7. 07:On The Trail Again (3:35)
  8. 08:Put Your Little Foot Right Out (Public Domain) (6:55)
  9. 09:There And Back (Denny Zeitlin) (6:45)
  10. 10:Bass Prelude To Signs & Wonders (Buster Williams) (1:34)
  11. 11:Signs & Wonders (David Friesen) (6:12)

It's About Time !
Omri Mor
It's About Time !

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CDジャケット

演奏者
Omri Mor(p), Michel Alibo(el-b 5,7), Avishaï Cohen(b 1,2,3,4,6,8), Karim Ziad(ds 1,2,4,7), Donald Kontomanou(ds 6), M’aalem Abdelkbir Merchan(vo 7)
商品紹介
2017年アヴィシャイ・コーエン(b)のグループで来日も・・!!
00年代半ばのオメル・アヴィタルらとの共演作あたりから
頭角を現したイスラエルの注目ピアニストーオムリ・モール
アヴィシャイ・コーエン、カリム・ジアドらを迎えた大注目作!!
★フランスNaïveから、イスラエルが生んだ屈指のピアニスト、オムリ・モールの記念すべき初リーダー作が遂に登場!!
★さかのぼれば、2000年代中頃に、The Omar Avital Marlon Browden Projectの一角でも登場。トランペッターのアヴィシャイ・コーエンも参加したグループのキーボードをつとめたのが、このオムリ・モール。また、2017年10月には、ベースのアヴィシャイ・コーエンのトリオ・メンバーとして来日してブルーノートで公演。その名を新たに記憶にとどめたファンの方も多いことでしょう。
★本作は、そんなオムリの満を持しての一作。ベースには、そのアヴィシャイが中心で演奏し、ドラムに、ザヴィヌル・シンジケートにも参加したアルジェリアが生んだ鬼才カリム・ジアドが参加とくれば、それだけで期待が高まりますが、デビュー作にして、貫禄も充分。期待をまったく裏切ることのない充実度があり ます。
★本作は、ルーツ、イスラエルのメロディ、リズム、ハーモニーを基礎に、哀愁と祝祭感が交錯するアコースティック・ジャズ・ピアノ・トリオ・サウンド!(M3.5.7を除く)。アヴィシャイのアルコ/弓弾ベースと共に繰り出されるジューイッシュの哀感が滲みわたるイントロから始まるオープニングから、オムリのルーツとする彼の地にトリップ出来ること間違いなし!中近東をベースとするリズムも縦横無尽に交錯するなか、メンバーが一丸となるようなグルーヴも強靭。一方では流麗なフレージングに、クラシックやジャズの基礎の確かさもみせつつ、しかし、華麗なるインプロで勢いもって曲を編み上げる構成も圧巻そのもの!その構成力などは、舞踏の音楽を思わせるミディアム・テンポの始まりから、めくるめくようなフレーズの嵐あり、パーカッシヴな打鍵あり、熱を帯びていく2曲目の“Atlas”一曲だけを聴いても納得いただけることでしょう。 ☆一方では、アヴィシャイ・コーエンのアコースティック・ベースをフィーチャーしたスロー・エスニック・バラードあり、ヴォーカルをフィーチャーし、モロッコのストリートの喧騒を思わせる楽曲あり。M7は、アラブの色彩に特化したザヴィヌル・シンジケートが切り拓いたワールド・クロス・オーヴァー・フュージョンの体あり。しかし、全体に一貫するのは、ルーツの表現を追究したアコースティックの表現となっています。
★ラストは意外にも名スタンダードの“あなたと夜と音楽と”ながら、エスニックなムードとクラシカルなムードも薫らせる雰囲気で、美しくしめくくり。ディグラン・ハマシアンが切り拓いたアコースティック・ピアノ・トリオの可能性に通じる注目作です!!
曲目
  1. 01:Ramel Maya
  2. 02:Atlas
  3. 03:Tears
  4. 04:Sica
  5. 05:Zarka
  6. 06:Dawn
  7. 07:Marrakech (Hamid Zahir)
  8. 08:Sefarad
  9. 09:You & the Night & the Music (Schwartz/Dietz)

バウンダリー
米澤めぐみ-マサ・カマグチ-小林健
バウンダリー

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CDジャケット

演奏者
Megumi Yonezawa(p), Masa Kamaguchi(b), Ken Kobayashi(ds)
商品紹介
米澤めぐみ- マサ・カマグチ - 小林健
メンバー全員がNY、ヨーロッパで活動する鮮やかなトリオ演奏
スリリングな即興劇を中心にバラードとのコントラストも鮮烈!
ライナーノーツはあのマシュー・シップ!!
★日本生まれの異彩3人によるアーティスティックなピアノ・トリオ作品の登場。 ☆ピアニストの米澤めぐみは、バークリー卒業後、ジェイソン・モランの推薦のもと、グレッグ・オズビー・グループのレギュラーとして活躍。北米、ヨーロッパを中心にツアーへも同行するほか、アルバム『Public』にも参加。またジョン・エベール、エリック・マクファーソンというリズム・セクション( フレッド・ハーシュのレギュラートリオと同じリズム・セクション) を迎えた作品をFresh Sound New Talent でリリースしているピアニスト。 ☆ベーシストのマサ・カマグチは同じくバークリーに進んで在学中より才能を発揮。ニューヨークに移ってからは最も共演依頼の多いベーシストとして数多のトップミュージシャンと共演。デヴィッド・マレイ、ソニー・シモンズ、トニー・マラビーといったサックス奏者から、大巨匠トゥーツ・シールマンス、またベン・モンダー、フランク・キンブロウといった90年代あたりから頭角を現した同世代のアーティストまで幅広い活動をみせている。 ☆ドラマーの小林健は多摩美術大学在学中より、アヴァンギャルド・ジャズに興味をもって、ドラマーを志し、現在はニューヨーク在住。ラヴィ・コルトレーンや、ダン・ニマー、またトーマス・モーガンらと共演している。 ☆2006年よりマサ・カマグチはバルセロナに拠点を移しつつも、ヨーロッパと北米でも活動。本作は、正に海外で活躍する日本人の今が記録されています。
★ドラマーの小林健は「この作品には、ブルックリンのクラブに実際に鳴り響く音や、空気感が収録された」というように実際語っていますが、3人の演奏は、60年代半ばあたりから連綿とNYで繰り広げられてきた自由な即興劇。ほとんどの楽曲は3人のオリジナルで、インプロヴィゼーションを中心としています。しかし、そのような極めて自由なフォームを基礎としつつ、3人の演奏は、絶妙な均衡で作用してさながら、対話のよう。そこには一瞬一瞬の煌めきと鮮やかさのようなものが宿っています。 ☆また、その中で、聴かれるスタンダード“ I’ll Be Seeing You”が白眉。この楽曲は、元々映画音楽で、切なくもロマンティックな詩とメロディで知られますが、即興劇の中で、浮かび上がるメロディの響きには、ハッとするような美しさが宿っています。そして、この美しさこそ、即興と共に、このトリオの特長。音数を抑え、静謐な空気感があるM7などには、ある意味ECMレーベルの世界に通じる静のアートあり、ラスト曲で“I love you Poggy”が浮かびあがるところも秀逸です。
★作品のライナー・ノーツはマシュー・シップ。本作をリリースしたトリオは、この夏、帰国/公演予定も。欧米で活動するトリオのライヴの演奏も今から待たれます。
曲目
  1. 01:Boundary (4:23)
  2. 02:Alchemy (6:03)
  3. 03:Tremor (4:40)
  4. 04:Meryon (7:18)
  5. 05:I’ll Be Seeing You (6:39)
  6. 06:Reef (7:31)
  7. 07:Veil (8:50)
  8. 08:Onement (6:08)
  9. 09:Wavelength (5:15)
  10. 10:Nostalgio (9:51)

Primary Colors
矢吹卓
Primary Colors

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CDジャケット

演奏者
Taku Yabuki feat. Allen Hinds,Robert Bubby Lewis,Bam Alexander,Frank Gambale All Pianos, Keyboards & Compositions by 矢吹卓 Taku Yabuki Allen Hinds : Guitar Robert Bubby Lewis : Bass Bam Alexander : Drums Frank Gambale : Guitar 吉田篤貴: Violins & Violas 相川瞳: Percussions 狭間美帆: Strings Arrangement Drums & Bass recorded by 檜谷瞬六 at Volta Studio Pianos recorded by 松下真也 at Studio Dede Mixed by 檜谷瞬六 Mastered by 吉川昭仁 Art Design by Yoshiko Nariai
商品紹介
日米のミュージシャン達の、国籍、世代を超えた華麗なコラボレーション。ピアニスト、コンポーザー矢吹卓の楽曲が、 国内外の仲間達によって、実に見事な演奏で表現されている。ギターには、世界中にファンを持つL.Aの実力者アレン・ハインズ、 そしてチック・コリア・エレクトリック・バンドでグラミー賞“Best Performance for Solo,Duo or Group”の受賞経験もある大御所 フランク・ギャンバレも参加。ベテランの超実力者達に加え、リズム隊にはロバート・バビー・ルイス、バム・アレクサンダーという L.Aの黒人若手実力者を起用。EXILE THE SECONDのツアーのための来日中に行ったレコーディング・セッションで、ライブ感溢れる 迫力のプレーが収められている。弦アレンジには、新進気鋭のアレンジャー狭間美帆、ヴァイオリン&ヴィオラ吉田篤貴、 パーカッション相川瞳という日本の若手実力派も起用し、妥協のない大胆なサウンドに仕上がっている。全ての音楽ファンに 聴いて頂きたい、インストゥルメンタルの快作!
曲目
  1. 01:Seasons
  2. 02:Exodus Survivors
  3. 03:Quicksilver
  4. 04:Serenade for the Travelers a song written for PlayStation3 GRAN TURISMO6
  5. 05:Stealth
  6. 06:T.A.B.B
  7. 07:Primary Colors
ムービー

NEW SONG
葭葉愛子
NEW SONG

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演奏者
Jose E. Figueroa Jr.(vo) 関真哉(ss,as) 葭葉愛子(key) 熊代崇人(eb) Von Baron(d)
商品紹介
2017年、大阪で開催された1度のライブがきっかけでレコーディングが決まり、そのために取り組んだ初の作詞作曲プロジェクト。アメリカからゴスペルシンガーホゼ、アルトサックス関真哉(EYS(イーワイエス))、ブラックミュージックやポップス等で活躍中のエレキベース熊代崇人、圧倒的キャリアの国際的ジャズドラマーボンバロンという多方面からの人選も興味深い。
大切な家族・友人・支えてくれた人達へ向けて書かれた作品は、これまでの活動で生みだしてきたものとは明らかに異なっている。ISC2016のセミファイナルに残った今井晴萌との双頭プロジェクト作品、Deep Blueの前に作っていた処女作Blueも収録。オリジナル6曲(日本語1曲)、カバー3曲。POPSとJAZZ、歌がメインの今回の作品は、これまでとは別の新たな一面を見せる。
歌がメインの今回の作品は、これまでとは別の新たな一面を見せる。​
曲目
  1. 01:New Song /葭葉愛子
  2. 02:Blue /葭葉愛子
  3. 03:Room Without Sunlight / music : 葭葉愛子 words : Unaji
  4. 04:If I Ain't Got You / Alicia J Augello-Cook
  5. 05:The New Day / music : 北川翔也  words : 葭葉愛子
  6. 06:It's All Coming back to me / Jim Steinman
  7. 07:Thank You Song / 葭葉愛子
  8. 08:Time Flows Again / 葭葉愛子
  9. 09:Where Would I Be / Troy Culbreth (BMI) & Brandon Daniels (BMI)
ムービー

My One And Only Love - Live at the Theater Gutersloh
Martial Solal
My One And Only Love - Live at the Theater Gutersloh

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演奏者
Martial Solal (solo piano)
商品紹介
European Jazz Legends 第15弾
大巨匠(90歳越え!)マーシャル・ソラール登場!!
リラックスした中に大巨匠の貫禄が出るソロ
★ドイツのジャズ誌『Jazzthing』が創刊100号を記念して立ち上げた企画“European Jazz Legends”とレーベルIntuitionのコラボ企画。第15弾は、大巨匠ピアニスト、マーシャル・ソラールが登場です!
★1927年アルジェ生まれ。しかし、40年代より、両親の母国フランスに移住。その後、ヨーロッパを中心にしながら、63年にはNYを訪れ、ニューポート・ジャズ・フェスティヴァルに出演。テディ・コティック、ポール・モチアンというビル・エヴァンスのリズム・セクションとの共演は、その後作品化され、アメリカ市場でのデビュー盤となり、かのデューク・エリントンが、そのテクニックと、センス、創造性を絶賛。また、ヴィレッジ・ヴァンガードにリーダーとして出演した屈指のヨーロッパのミュージシャンであり、ヨーロッパのミュージシャンにとって、アメリカへの道を大きく切り拓いた存在。アメリカのジャズに対して、ヨーロッパでのジャズを問う本企画に、ソラールはこれ以上にない存在ともいえます。
★本作は、そんなソラールの貫禄が出たソロ演奏。理性的で時には観念的となることもあるソラールながら、ここでは、MCでジョークなどもまじえてリラックス・ムード。尊敬するデューク・エリントンのナンバーを、中核とするメロディを大切にしながら、ブルージーかつ、気品あふれるハーモニーとで織りなしていくほか、“My One And Only Love”、“Body and Soul”、“Night And Day”、“All The Things You Are”など、名スタンダードの数々も過剰な虚飾もなくシンプルに演奏。しかし、だからこそ、行間に表現の綾がでてきます。
★ユニークなのはまた、日本でも有名なフランス民謡“Sir Jack( 仏題=“Frère Jacques”、邦題=“かねがなる”“グーチョキパーでなにつくろう”)のような曲をアブストラクトかつ、コミカルに演奏しているところ。この選曲に関しては、ソラールが「コンサートに来ている子供でも楽しめる曲とは?」という問いの元に演奏したとのことですが、誰もが親しむ曲を、不協和音やマイナー・スケールに転調を施した奇妙なスケールも多分に織り込みつつ、ベートーヴェンの『運命』のテーマを引用したりと、楽しく聴かせてしまうところなど、アーティストのセンスと、引き出しの多さを物語ります。
★なんと90歳オーバー!現在はホールでのピアノと自宅のピアノのクォリティのギャップもあり、家では、練習に徹しているとのことですが、ステージで見せるオリジナリティはやはり大巨匠です!
曲目
  1. 01:Have You Met Miss Jones (4:55)
  2. 02:Medley Duke Ellington:Caravan, Prelude To A Kiss, Sophisticated Lady, Satin Doll, Take The A train (7:45)
  3. 03:Sir Jack (3:39)
  4. 04:Coming Yesterday (4:44)
  5. 05:Koln Duet (4:45)
  6. 06:My One And Only Love (5:45)
  7. 07:Body And Soul (8:03)
  8. 08:Night And Day (5:28)
  9. 09:Marche Turque (2:45)
  10. 10:All The Things You Are (6:00)
  11. 11:Night In Tunisia (4:35)
  12. 12:Tea For Two (5:47)
  13. 13:Sir Jack (5:45)
  14. 14:Interview with Martial Solal (7:58)

Mozart, Bernstein, Lennon
Iiro Rantala & The Deutsche
Mozart, Bernstein, Lennon

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演奏者
Iiro Rantala(grand piano), The Deutsche Kammerphilharmonie Bremen, Florian Donderer(Violin & Orchestra Leader)
商品紹介
ACTの代表ピアニスト、イーロ・ランタラと管弦楽団DKPBとの共演
“jazzahead!”の2017年ガラ・コンサートでの演奏
ジャズ~ポップス~クラシック、そして故郷フィンランド
ランタラのルーツと想いが詰まったコンサートの記録
◆ACTの代表的ピアニスト、イーロ・ランタラとブレーメンの管弦楽団、The Deutsche KammerphilharmonieBremen(DKPB)との共演!ブレーメンで毎年開催されるジャズの最重要コンベンション“jazzahead!”での、2017年のライブ・レコーディングである。 ◆今作の目玉は何と言ってもオーケストラとの“ピアノ協奏曲第21番”(モーツァルト)である。ランタラは、この曲を全て通して聴くずっと前から、ジェームズ・ボンドの『007私を愛したスパイ』の中で使われているのを聴き親しんでおり、その数年後、とあるコンサートで全編を聴いてから、この曲が大好きになったそう。
◆ランタラ曰く、クラシックの訓練を受けたピアニストでもこの協奏曲を演奏することはひとつの夢だというが、その機会はランタラに突然訪れた。それは2017年、ドイツ、ブレーメンの“jazzahead!”におけるガラ・コンサートのプログラムを、フィンランドの代表者としてランタラが考案するように誘いを受けたのが始まり。DKPBとの共演は、単に地元のオーケストラだったからではなく、ランタラが35年前からこのオーケストラを知り、多くのCDを持つほど尊敬していたからだという。
◆この協奏曲中のカデンツァで、ランタラは既存の古典的なバージョンを使用せず、即興演奏をすることに決めた。この決定は、DKPBの指導者フローリアン・ドンダラーにとっては、驚きではなかった。ドンダラー曰く、「ランタラは彼自身のスタイルで即興しているが、古典的な要素もある。」とのこと。
◆他の楽曲は、ランタラのオリジナルからクラシック、ポップスまで様々。2曲目“freedom”や“tears for esbjörn”など、ランタラの代表曲をオーケストラ・アレンジ。一方、オーケストラで演奏されることの多いレナード・バーンスタインの“キャンディード序曲”をピアノ・ソロで演奏する。細かなタッチの変化や大胆なダイナミクスは、オーケストラでの演奏とも引けを取らない表現力だ。中間部の即興演奏など、クラシックとジャズを自在に行き来するランタラの卓越したセンスとテクニックが窺える。ラストはジョン・レノンの“イマジン”をソロで。ランタラはACTからジョン・レノンの楽曲集『My Working Class Hero』も出しているほどで、ここではそのアルバムとはまた全然違う即興的な“イマジン”を聴かせてくれる。
◆「ジャズとクラシック音楽を隔離し続ける障壁をなくしたい。」と語るランタラの想いが詰まったコンサートの記録である。
曲目
  1. 01:Pekka Pohjola (7:23)
  2. 02:Freedom (9:27)
  3. 03:21, C Major, kv 467 by Wolfgang Amadeus Mozart
  4. 04:I Allegro Maestoso (15:25)
  5. 05:Ii Andante (7:08)
  6. 06:Iii Allegro Vivace (8:47)
  7. 07:Candide Overture (Leonard Bernstein) (5:08)
  8. 08:Karma / Anyone With A Heart (10:08)
  9. 09:Tears For Esbjorn (5:57)
  10. 10:Imagine (John Lennon) (6:35)

Diamond Cut
Tia Fuller
Diamond Cut

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CDジャケット

演奏者
Tia Fuller(as), Adam Rogers(g all tracks), Sam Yahel(org 2,7), James Genus(b 1-3,6,10,12), Dave Holland(b 4,5,7-9,11),Jack DeJohnette(ds 4,5,7-9), Bill Stewart(ds 1-3,6,10,12), Terri Lyne Carrington(perc 7,8)
商品紹介
テリ・リン・キャリントン、エスペランサ・スポルディング
現代女流第一人者のバンドに抜擢されたティア・フラー
テリリン・プロデュースの元、先輩/巨匠ミュージシャンも集結
★2006年にビヨンセの世界ツアーのメンバーに抜擢されて、ワールド・ツアーにも参加。その後、テリリン・キャリントンのモザイク・プロジェクト、またあのエスペランサ・スポルディングのラジオ・ミュージック・ソサイエティに大抜擢されて注目を集めるティア・フラーのMack Avenueでの4作目となる作品は、豪華ミュージシャンを迎えての注目作!
★プロデューサーには、彼女の活動を陰に日向に支えるテリ・リン・キャリントン。テリ・リン・キャリントンと言えば、ウェイン・ショーター、デヴィッド・サンボーンといった巨匠バンドに抜擢されて一躍頭角を現し、グラミー賞も受賞している現代女流第一人者ですが、ドラミングの才能はもちろんのこと、コンセプチュアルなバンド展開に見るように、プロデューサーとしての才能も注目すべきものがあります。
★そして、そんなテリリンが、今回ティア・フラーに与えた助言が、“熟練のメンバーとのレコーディング作品”だったそうです。テリリンは「兄弟のようなアーティストと演奏するのもいいものだけど、私は、あなたが先輩と仰げるようなミュージシャンと演奏しているのを見たい」と伝えたのだとか。かくして、周りには、名実を合わせもったメンバーが大集合することになりました。
★ジョー・ロバーノ、ジョー・ヘンダーソン、ジョー・ジェニングスをメンターと仰ぐティアはコンテンポラリーでありつつ、しなやかで先鋭的なリズムに果敢なインプロも見せる奏者。ジェイムス・ジナスの骨のあるベースラインに、小気味よく刻むハイハットと、インパクト絶大なシンバルをアクセントにしたビル・スチュアートをバックに迎えたオープニングは、80年代のMベースなどを確実に消化した21世紀のコンテンポラリー・サウンド!かと思えば、ソウルなナンバーM2でのサックスは、さすがは、ビヨンセのバックで旅をした奏者のロマンティック・メロウ。一方、ジナス~スチュワートに加え、本作にはデイヴ・ホランドとジャック・ディジョネットも参加。ティア・フラー曰く、2人がスタジオに着いたその姿を見ただけで緊張した、とのことですが、演奏してしまえば、謙虚にして、実直な二人の演奏に感動して演奏できたのだとか。その言葉の通り、音数も抑えめなM4に聴く演奏には、ミディアム・スロウでの匠の演奏を聴くことが出来ます。中には“I Love You”や、“Soul Eyes”といったスタンダードの演奏も披露。しかし、これらの曲もコンテンポラリーにアレンジして聴かせ、一方、M10あたりでは、ドン・バイロンのバンドの在籍をにおわせる90年代NYのダウンタウンの香りもにおわせます。
★ジャケットにみる通り、その風貌はゴージャス。ジャズにおける活動フィールドも様々。まだまだ真の筋は見えかねる部分もありますが、1976年生まれ、現在42歳。ステップアップしていく彼女の活動は要チェックです。
曲目
  1. 01:In the Trenches (6:17)
  2. 02:Save Your Love For Me (5:37)
  3. 03:I Love You (6:21)
  4. 04:Queen Intuition (5:58)
  5. 05:Joe’n Around (4:13)
  6. 06:Crowns of Grey (5:53)
  7. 07:The Coming (6:56)
  8. 08:Soul Eyes (5:39)
  9. 09:Delight (5:00)
  10. 10:Fury of Da’Mond (3:58)
  11. 11:Tears of Santa Barbara (4:22)
  12. 12:Joe’n Around (alternate take) (3:07)

e.s.t. live in london
Esbjörn Svensson Trio
e.s.t. live in london

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CDジャケット

演奏者
Esbjörn Svensson(p), Dan Berglund(b), Magnus Öström(ds)
商品紹介
エスビョルン・スヴェンソン没後10年
名作『Viaticum』リリース直後の100ヶ所超、200,000人を動員したツアーの中からロンドンでのコンサート音源を作品化!!ヨーロッパを席巻したオリジナルなトリオ・サウンドその存在/演奏/ センス・・・永遠に不滅です
★2008年、不慮の事故により、惜しくも生涯を閉じたエスビョルン・スヴェンソンの死から10年。絶好調のトリオの演奏を記録したロンドンのコンサート音源が作品化の運びとなりました。
★言うまでもなく、2000年代のヨーロッパにおいて、最もクリエイティヴであったエスビョルン・スヴェンソンは、1990年代初頭に実はひそやかにデビュー。デビュー作はスウェーデンの名門レーベルDragonからリリースされ、ファンの間ではお馴染ですが、その当時は、ビル・エヴァンス、キース・ジャレット、チック・コリアといったアーティストに似たスタイルと形容されたもの。実際、UKでの最初のコンサートは小さなピザをだすジャズ・クラブだったそうです。しかし、その才能に気づいたACTのシギ・ロッホが全面的にプロデュース!革新的なスタイルを打ち出し、00年代のヨーロッパのシーンにエスビョルン・スヴェンソンは、名実ともに屈指のアーティストと成長。そして、その影響と功績は、今なお、大きなものがあるといえましょう。
★エヴァンス、キース、チックというアーティストを出発点としたリリシズムと、スウェーデンをルーツにしたヨーロピアンの感性、類まれなキャッチーかつ美しいコンポジション、64年に生まれ、ロック/テクノ/エレクトロといったものを聴き、自分たちのサウンドに融合させるセンス、それらをクロスオーヴァーさせたサウンドは、その当時、世界中どこを探してもどこにもなかったオリジナルなもの。現在においては、キャッチーなメロディを超絶技巧で弾きまくるトリオ・ユニットが数多く出現し、フォロワーを生んだともいえますが、スヴェンソンのトリオはやはり別格。本質的に“伝統的なトリオの形を拡張”したオリジネーターのサウンドには唯一無二のものが存在します。
★本ライヴは、2005年5月のロンドンでのコンサート。名作『Viaticum』をリリースした直後で、当時、24ヶ国100以上のコンサートで演奏。観客動員数は、200,000人とのことですから、各会場の規模と動員数の大きさが容易に感じられ、驚きますが、あのパット・メセニーとのコンサートなども開催できたことも人気と実力/ センスの証明。実際、フランス/パリの最も影響力のあったシャンゼリゼ通りのヴァージン・メガ・ストアにおいて、パット・メセニーと同格でディスプレイされたアーティストも、このスヴェンソンの『Viaticum』。また、ジェイミー・カラムの「e.s.t.(エスビョルン・スヴェンソン・トリオ) はジャズ仲間でない友達を連れて行ける唯一のジャズ・トリオ」との表現を読んでも、その存在の位置が見えます。
★この日も当然ながら、チケットは全席ソールド・アウト!前半は、リリースしたばかりの『Viaticum』のナンバーを中心に演奏。後半は『Strange place for snow』のナンバーを中心に演奏。驚くのは、キッチリとアレンジされた作品の楽曲が、クールにも、完成度高く、しかし、ライヴならではの躍動感と即興で演奏されていること。会場からも、トリオの演奏に集中する聴衆の緊迫感が通じてきます。
★ヨーロッパのみならず、2006年には、米ダウンビート誌の表紙も飾ったスヴェンソン、その存在は永久に不滅です。
曲目
  1. CD1
  2. 01:Tide Of Trepidation (6:40)
  3. 02:Eighty-eight Days In My Veins (12:20)
  4. 03:Viaticum (8:10)
  5. 04:Mingle In The Mincing-Machine (14:20)
  6. 05:In The Tail Of Her Eye (5:10)
  7. 06:The Unstable Table & The Infamous Fable (15:00)
  8. CD2
  9. 01:When God Created The Coffeebreak (9:00)
  10. 02:Behind The Yashmak (17:40)
  11. 03:Believe, Beleft, Below (7:20)
  12. 04:Spunky Sprawl (10:45)