ここで折返点に操作を加えます。折返点を延長するのです。これを「波呼吸法 FWAT(フワット)」と呼びます。折返点を「ふわっと」引き延ばすからです。 |
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まず、息を吸い終わってから吐き始めるまでの間隔を長くする、つまり「すは点」を時間的に引き延ばします。同様に「はす点」も延長します。呼吸はニーノです。 |
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大切なのは、「すは点」でも「はす点」でも喉を閉じないことです。喉を閉じるとそれは「止め」になってしまいます。折返点は「吸い」でも「吐き」でも「止め」でもない状態なのです。 |
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では次に、 |
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5秒吸って、3秒「すは点」、5秒吐いて、3秒「はす点」の呼吸を、なめらかに続けられるようになるのが、当面の目標です。 |
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吸い続ける間および吐き続ける間は、空気の流量および息の速度が一定になるよう心がけてください。 |
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次回は、初公開の呼吸法MOT(モット=折返点遅延呼吸法)です。より多く吸い、より強く吐ける身体をつくる方法です。 |
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