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ジャズ探訪記関西を中心に、往年の名盤を聴かせるバーから、生演奏も楽しめるレストランまで人気のジャズスポットを紹介!

vol.129
神戸ALWAYS

どこかゆとりの駅チカLIVE
@神戸・六甲

阪急六甲、大阪から言うなら「三ノ宮のちょっと手前」って感じ。ちょっと海側(←神戸の人は北とか南じゃなく、こう言いますね)に行けば例の、クマのマークのお菓子屋さんがあったり、ずーっと海側に行けば神戸大学の農学部があったりする。三ノ宮の喧騒の真ん中ではないだけに、にぎやかだけどどこかしっとり落ち着いたところのある街。

で、今回の目的地はALWAYSさん。どうやって行くか説明する必要もないくらいの駅チカ、「山側に出て、左にちょっと」これですんでしまうくらいの立地である。ただ近くには(ちょっと海側、ね)有名音楽学院もあり、街中ジャズ濃度は意外に高いのかもしれない。

階段を降り、迎えてくれたのはマネージャーの小川結香さん。ジャズの世界には珍しいかな、ほっこりおだやかな人である。

お聞きするとこのお店、梅田店・伊丹店とここ六甲店と三店舗あるそうで、ALWAYSという名前で「あ、あそこ?」と思う人も多いのでは。
ジャズだけでなくポップスもファンクもあり、という懐の広いライブハウス、ジャズでもスモールコンボもビッグバンドもありで、ここで見れるライブもいろいろなようだ。

なんでも小川さん、学生時代にはクラシックのサックス奏者。ジャズのアドリブを聴いておどろいたそうだ。「なんでこんな、楽譜にない音で音楽を作れるんだろう?」と思ったのがこの道にはまっていったきっかけだったそうだ。
たしかにジャズミュージシャンの楽譜って音符はおろか、コード進行しか書いてなかったりしますよね(笑)。
あちこちのライブハウスを訪ねていろんな演奏を聴いてまわったそうである。

結果的に感じたことは「下積みのたいせつさ」。なるほど、練習だけでなく実際の演奏で鍛えていくことがたいせつなわけですね。

プロアマ問わず、年齢も問わず。事実、アーティストとして活動している元・お客様も多いらしい。
「若い人も含めていろんな人にこのスペースを使ってほしい」
でも、
「優れたプレーヤーになるためにはもっとセルフプロデュース力が必要なのかも」とも。いや、さすがに現場の意見ですね。

ライブのある日だけの営業で今のところ定休日はナシ。でも予定表を見る限り、ほとんどの日が埋まっている(ウェブサイトをチェック!)。
ジャンルを問わずというだけに、ここでなら自分の好きな音楽を見つけやすいかも。

照明や音響もお客さんの反応を見ながら…という小川さん。
「いろいろ感じること、発見することがあります」
ホントにそうだなあ。ジャズに限らず、音楽は「発見の連続」なのかもしれない。