ジャズ数珠つなぎ
野々村 明 トランペットプレイヤー グローバル・ジャズ・オーケストラ 代表
http://www.eonet.ne.jp/~global-jazz-orch/
Music Space TODO 代表プロデューサー http://mstodo.jp/
甲陽サウンズにて小曽根真、ゲイリー・バートンなど
内外アーティストのコンサートコーディネートを手懸ける。
ジャズ数珠つなぎって
このコーナーは関西を中心に活躍する若手ミュージシャン達を紹介するものです。数珠つなぎに込めた意味は、ミュージシャンがミュージシャンを紹介し、順番に繋いでいくことです。ライブの様子や告知、CDの紹介等を綴っていきます。これからのジャズシーンを支えるミュージシャン達の最新情報をチェックしよう。
広瀬未来(Trumpet/Compose) バックナンバー
広瀬未来さん
1984年生まれ。中学入学と同時にトランペットを始める。トランペットを嶋本高之氏に師事。在学時には、[Jazz For Kids]において、渡辺貞夫と共演、そして「2000年関東スチューデントジャズフェスティバル」では、個人賞を受賞する。また、バークリー音楽院の奨学金試験において、$10000の奨学金を手にする。 高校卒業後は関西のライブハウスを中心に、自己のグループや、ベーシスト宮本直介のバンド、[Naosuke's Hip Bop]などで活動する。そして2002年、中山正治ジャズ大賞を受賞。同時に、なにわ芸術祭新人奨励賞も受賞。同時期に、DJ TANINAKA, DJ Ful, MC D-sk, からなるHip Hop Group [blue CONTROL]にも参加。その他、Global Jazz Orchestra にも参加する。2003年10月New Yorkに渡る。New York では、Wes"Warm Daddy" Anderson, Donald Edwards, Neal Smith, Jareel Shaw, 塩田哲嗣、百々徹、早間美紀などと共演。Pops Singerの Andy Guthrieのレコーディングにも参加する。 2005年、Naosuke's Hip BopでCD[Love Standards]をリリース。塩田哲嗣率いるSFKUaNK!!のレコーディングにも参加する。2006年は日本で活動し、名古屋、東京方面でも活躍する。
広瀬未来さん WebSite

ジャズトランペッターは関西、いや日本全国を探しても希少な存在だ。だいたいトランペット吹きは音楽する以前に音を鳴らすことで労力を使いきってしまう。うんうんと頷いた君、まずは水行末氏のタングマジックを熟読のこと。

広瀬未来(ひろせみき)はそんな中、キラ星のごとく現れた逸材。彼に匹敵するジャズトランペッターは日本には数えるほどしかいない。

彼が高校2年の時、渡辺貞夫氏と共演したことをきっかけにメキメキと腕をあげていった。そのころから私のバンドにも顔を出し始め、最初のころは当然アドリブも出来ず音階吹くのも精一杯だったのが、あれよあれよと言う間にすごいプレイをするようになり今や、ロイ・ハーグローブやニコラス・ペイトンも真っ青のトランペッターになってしまった。演奏もさることながら作編曲にも素晴らしい才能を発揮し今やトランペッターと言うよりまさしく真のアーティストである。

高校卒業後、2年半のニューヨーク生活はどうでしたか。

「今までCDでしか聴いたことのない雲の上の存在だったプレイヤーと同じステージに立つことで彼らを同じ土俵のライバルとして思えるようになりとても自信につながりました。ニューヨークはいろんな人種が住んでいて差別を感じることもあるが人種でどうこうではなく個人として良い奴そうでない奴がいる事を実感しました。ニューヨークでの生活が音楽に与えた影響は大きかったです。」

日本に戻って1年半、関西若手のリーダー的存在となってますが、、

「もっとジャズを若い人、ジャズを聴いたことのない人に聴いてほしいと思い関西若手ミュージシャンの集合体「ジャズラボ」を立ち上げ、2回のライブにはたくさんの特に20代の方が多く聴きに来てくれました。その「ジャズラボ」6グループの録音によるオムニバスCDを今月リリースしました。」

この秋、再びニューヨークへ戻るとの事ですが。

「生活するには、食べるものは絶対日本の方がいいんですが、もう一度、音楽にきびしい場所に身を置きたいと思います。ニューヨークには自分の代わりがいっぱいいて競争しないと生き残れないが吸収できるものがやっぱりとても多い。目標としては、近い将来アメリカのレーベルからCDを出したいです。それとセロニアス・モンク・コンペティションにエントリーする予定です。」

彼のエモーショナルな演奏は"くぎ付け"と言う言葉がピッタリ。9月から居なくなるのは関西のジャズシーンにとっては残念だが、ニューヨークは彼にとってより活躍できる場所になるであろう。

※セロニアス・モンク・コンペティション
この賞はセロニアス・モンク・インスティテュート・オブ・ジャズが主催、1987年から多くの優秀なジャズ・アーティストを世に輩出して世界的な権威を誇る「セロニアス・モンク・インターナショナル・ジャズ・コンペティション」過去の受賞者には、マーカス・ロバーツ(Pf)ジョシュア・レッドマン(Ts)ライアン・カイザー(Tp)他、審査員はクインシー・ジョーンズ、ハービー・ハンコック、ダイアナ・クラール、ウェイン・ショーター、パット・メセニー、ロン・カーター、ブランフォード・マルサリス他


次回のジャズ数珠つなぎはこの7月スウェーデンのジャズフェスに出演、新作CDのリリースも予定しているピアノの西山瞳さんです。
LiveInformation
●2007年8月7日(火)
@Big Apple 清野拓己バンド
●2007年8月10日(金)
法善寺ジャズストリート
●2007年8月11日(土)
猪名川Jazz Picnic
●2007年8月18日(土)
student jazz festival
Miki Hirose Quintet with Sadao Watanabe
●2007年8月19日(日)
student jazz festival Global Jazz Orch
●2007年8月24日(金)
萬屋宗兵衛 山本学5
CDData
JAZGRA RECORDS JLP-0701
2007年7月9日発売
1,500円(IN TAX)
01.

The Brilliant Way
広瀬未来Quintet

02. All Of You
川本睦子Quartet
03. Song Of Canary
モヒカントロプス
04. Interlude
from Jazz Lab. vol.2
05. T's Swing
ait guitar trio
06. Good Luck!!
石田ヒロキ& Friends
07. She doesn't Know...
Bring Station
08. Wind And Flower
石田ヒロキ&Friends
09. Mr.C.P
Bring Station
10. Erectin'
モヒカントロプス
11. Significant Days
広瀬未来Quintet
12. Interlude
from Jazz Lab. vol.2
13. Nights In Kobe
川本睦子Quartet
14. Your Smile
ait guitar trio
JEUGIA梅田店にて販売中
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