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ラーメン屋や居酒屋でまでジャズがBGMで鳴ってるご時世。ジャズ好きな人はこういう場所でジャズは聴きたくない、と思ってる人も多いのでは。 |
JAMJAMは普段はお喋り厳禁の昔ながらのジャズ喫茶として営業されていて広いスペースにゆったりしたソファで大音量のジャズが楽しめるお店。やっぱりジャズはこういう所で聴きたいものだ。 |
この日は夕方から出演者全員でソファやテーブルが運び出されビールケースで特設ステージを作り、オールスタンディングのライブになった。主催はジャズアートデザイナーでジャズのポータルサイト「ジャズねん関西」代表の藤岡宇央さん。(今回のチラシのデザインも氏によるもの) |
JAZZ LABについて若手プレイヤーの中心人物で総合司会も務めたトランペッターの広瀬未来さんは、「関西だけでは無いと思うがジャズを聴く人の年齢層が高い。このままではあと20~30年後にこの音楽が生き残れないかも知れない。もっとジャズを若い人、ジャズを聴いたことのない人に聴いてもらいたいという考えで立ち上げたイベントです。一回目は芦屋レフトアローンでジャズのスタンダード曲"Fly
Me To The Moon"をグループそれぞれのアレンジで演奏、今回二回目は昔ジャズはダンスミュージックであったこともあり、スタンディングで踊っても喋っても出入りも自由に好きにしてもらう形をとりました。」と語る。 |
各グループ30分の演奏で約5時間、観客も150名を超え大盛況、大半が20代だったように思う。この日のトップを飾った早川ゆいが君はなんと17歳の高校生。チャーリー・パーカーを彷彿とさせる勢いのあるプレイでジャズの将来は安泰と思わせる頼もしい演奏だった。 |
6月末には彼らがレコーディングする「JAZZLAB.」オムニバスCDがリリースされるとのこと。詳細は「ジャズやねん関西」を要チェック。
http://www.jazzyanen.com/index.html |