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ジャズピープル

法政大学ニューオレンヂスウィングオーケストラ

昨年につづいて、KOBEjazz.jpでは学バンを紹介していきます。学生による学生ビッグバンドを紹介するこの企画。今回ご紹介するビッグバンドは法政大学ニューオレンヂスウィングオーケストラのみなさん。2017年野ビッグ・バンド・ジャズ・コンテストでは3位入賞し、さらに本選に参加したバンドが投票によって他バンドを顕彰する「学バンアワード」を受賞。学生からも支持されているビッグバンドです。慶應大学K.M.Pの学生によるインタビューです。

interview

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カウントベイシーを追求する4ビートスタイル。約60年の歴史。




── まずは、バンドについてご紹介いただけますか?

高田「まず、法政大学ニューオレンヂスウィングオーケストラ(ニューオレ)は約60年の歴史でして、練習は水曜日、金曜日、そして土曜日の三日間で行なっています。去年は山野ビッグバンドコンテストで3位入賞し、学バンアワードをいただきました。また、去年の卒業生の4年生トランペットの松倉和範が最優秀ソリスト賞をいただきました。」

── ニューオレは普段どのような音楽を演奏しているのですか?

高田「音楽に関しては普段は基本的には4ビートの曲をやっていまして、カウントベイシーオーケストラを主にやっています。それ以外にもいろんなジャンルの曲に挑戦しています!」

── 個人的なイメージかもしれませんが、速いテンポの曲が印象的ですよね。

高田「あっ、そうでした(笑)。ファストスウィングの曲は必ず山野でもやるようにしていて、今年も挑戦するのかなと思っています。やっぱりニューオレの売りですね、ファストスウィングは。」

── 普段レギュラーバンドはどのような活動をしているのですか?

高田「まず四月にジュニアと一緒に新歓ライブ行っていて、五月のゴールデンウィーク中に新歓合宿があります。また、6月9日に前期ライブというのがありまして、江古田バディさんの方で毎年行わせていただいています。あと、前期のライブですと7月ごろのロイヤルハイガライトビッグにも出演します。あと去年は異例だったのですがドイツに行かせていただいて、1週間ドイツで演奏しました。ドイツのビッグバンドと交流がありまして、そのつながりで行きました。今年はまだちょっと予定はないのですけど、来年、再来年ドイツの方が日本に来ていただいて、一緒に演奏するなど考えております。」

── ドイツでの演奏はいかがでしたか?

高田「そうですね、ジャズバルディカというイベントでして、本当に有名なジャズやビッグバンドの方々が出演していて、私たちはその前夜祭の一部で演奏させていただきました。あちらのドイツのトロンボーン奏者、ニルス・ラングレン氏と共演しました。バンドにとって本当に貴重な体験でした!」

── ジュニアバンドではどんな活動を行なっていますか?

高田「ジュニアはやはり9月に行われるステラジャムに向けてみんな頑張って練習しています。あとはジョイントコンサートも結構多くて、その都度難易度の高い曲に挑戦しています。年々ジュニアバンドのレベルが高くなって来ていて、レギュラーバンドもいい刺激をもらっています。」

オレンヂ色の法被は法政スタイル





── コンマス、バンマスのお二人がニューオレンヂに入ったきっかけはなんですか?

山崎「僕はもともと中学から吹奏楽を始めて、高校までやっていました。高校の吹奏楽部の定期演奏会でジャズをやる機会がありまして、そのときに教えに来ていただいたプロの方に色々教わりジャズって楽しいな、と思ったのがきっかけでした。ご縁があって、ニューオレの先輩と知り合って、バンドを紹介していただき入りました。」

高田「私は実は最初全然ニューオレに入るつもりはなくて、ジャズもやるつもりではありませんでした。なんとなく一年生のとき新歓を回っていて、楽器をやっていたので、オーケストラとか入ろうかなと思っていたのですが、たまたまニューオレの新歓ライブを聞い、あまりにもレギュラーバンドがかっこよすぎて、自分もこのバンドで演奏したいと思ってすぐに入部を決めました。」

── 吹奏楽とビッグバンドの違いはなんだと思いますか?

高田「ジャズってやっぱり自由というかきっちり決まってないところが一番の醍醐味ですかね。吹奏楽だとやっぱり決め事やたてを合わせたりすることを集中的にすると思うのですけど、ビッグバンドはみんなフィールを合わせて吹いたり、ソリストも多くて、見どころが多いところが一番違うと感じました。」

山崎「結構関連する話ですが、ニューオレはスウィング感を大事にしています。特にベイシーとかやるときは、ちゃんときっちり2対1のスウィングとかじゃなくて、ここはこうスウィングを深めに取ろうとか話をして、なんか数字じゃ表せないところからジャズの雰囲気そしてニューオレらしさを曲で表せるところが好きですね。」

── 法政といえばオレンヂ色の法被が有名ですが、誰がデザインしたのですか?

高田「やっぱりとても目立ちますよね(笑)。法被自体はすごい前に制作されたとお聞きしているだけで、明確なことはよくわかっていません。多分、20、30年前からこの伝統が始まっているのですが、実は最近あまり着てないのですよね(笑)。」

── そうですね、最近だとジュニアバンドの方が着ているイメージが強いですね(笑)、ステラジャムとかもこの法被で出ていましたよね。

高田「そうですね(笑)20年前くらいから先輩たちから代々引き継いできて、大事に使っています。」

── みなさんにとってジャズをしていて楽しいと思うことはなんですか?

高田「17人で一つの音楽を作るとこですかね。最初はやっぱり難しい曲でも簡単な曲でもどう作っていくかみんなで話し合って練習していくのが一番楽しいところです。ニューオレは世代関係なく仲がよくて、ここはこうしようと、あそこはもっとこうした方が、など一曲に対しての思いをみんな強く持って練習にのぞんでいます。そういうところが楽しいです。また、幅広い世代に楽しんでいただけますし、聞いていただけたお客さんがニューオレのファンになったり、喜んでくれたりして、もっと頑張らなきゃといつも思っています。楽しい部分でもあり自分の活力にもなっています。」

山崎「僕は理系でして、いつも課題とかで結構忙しいときでも、サークルに来るとそこには仲間がいて、一緒に音楽ができるということがとても楽しいです。あと、ビッグバンドジャズには基本指揮者がいないので、合わせるという面ではその分難しいのですが、たてとかスウィング感がぴったりあったときの一体感が演奏していてとても好きです。」

── 今後の目標はなんでしょうか?

高田「レギュラーバンドは他の学バンさんもそうだと思うのですが、山野ビッグバンドコンテストに向けて日々練習していて、去年の功績を引き継げるように今年度も目標は一位を目指して頑張って行きたいと思います。」

── 最後に告知したいことはありますか?

高田「先ほども少し話したのですが、6月9日の土曜日に江古田バディで前期ライブを行います。時間は午後を予定しておりますが、まだ詳細は決まっていませんので、後日SNSやホームページなどでお知らせしたいと思います。みなさんぜひお越しください。」

── ありがとうございました。



Written by Yuuto Katayama
※2018/4 インタビュー時点の情報です。

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法政大学ニューオレンヂスウィングオーケストラ

[About us]
私たち法政大学ニューオレンヂスウィングオーケストラ(略してニューオレ)は、法政大学に唯一のジャズ・ビッグバンドサークルです。トレードマークは「オレンヂ色のはっぴ」です。2010年度50周年を迎えた歴史あるバンドで、これまでに数多くのプロを輩出してきました。

[ パーティーやイベント等のBGMに... ]
ニューオレレギュラーバンドは、パーティーやイベント等でのBGMなど、出張演奏も承っております。ビッグバンド形式での演奏が私たちの主な活動ですが、会場の都合でビッグバンドが入りきらないときなどは、コンボ(少数編成のバンド)での演奏も行っております。

[ 新入部員歓迎! ]
ニューオレは、年間を通じて入部を受け付けております。法大生はもちろん、他大学の方の入部も大歓迎です。興味をお持ちになられた方はぜひ、練習見学にお越しください。
現在ニューオレは富士見坂校舎(最寄り駅:市ヶ谷・飯田橋)にて練習を行っております。練習は原則として毎週水、金曜の17:00~と、土曜日の13:00~です。見学を希望される方は、マネージャーまでご連絡下さい。

[Website / SNS]
HP:http://managernoso.wixsite.com/neworange
Twitter:@noso52