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ジャズピープル

SJCコラボ企画
神戸大学軽音楽部JAZZ
KOBE Mussoc Jazz Orchestra

毎年、神戸で学生が企画・運営するSwing Jazz Cruise(以下、SJC)とKOBEjazzとのコラボ企画。同イベントに出演する関西学生ジャズ研やビッグバンド、ミュージシャンを紹介します。インタビューワーももちろんSJCの企画・運営に携わる学生によるもの。第二回目は「神戸大学軽音楽部JAZZ」を代表するビックバンド「KOBE Mussoc Jazz Orchestra(以下、Mussoc)」をご紹介。今回はMussocのコンサートマスター三山梓(3回生、トロンボーン)さん、バンドマスター渡辺伊織(3回生、ベース)さんに普段の活動などのお話を伺ってみました。

interview

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ビッグバンドという名の音楽共同体



── KOBE Mussoc Jazz Orchestraの特徴や歴史は

渡辺「歴史としては1969年に結成され、今年で48年続いているということですね!!なのでうちらは48代目バンコン(バンマス/コンマス)ってことになりますね。特徴としては、Thad Jones&Mel Lewis Jazz Orchestra、Mel Lewis Jazz Orchestra 及びその後継バンドの The Vanguard Jazz Orchestraの曲を演奏しています。」

── 50年近く続く伝統あるビックバンドなんですね。

三山「歴史は詳しく分からないですが、そもそもMussocという言葉は“Music Society”の略語で、頭文字を3文字ずつ取って“Mussoc”になりました。造語ですね。」

── 元にしているサドメルのイメージとしてサックスの持ち替えが多いイメージなのですが。

渡辺「サックスパートが木管パートみたいな感じに近いです。サックスパートの人たちはアルトサックスからソプラノサックスへの持ち替えはもちろん、クラリネット、フルートへの練習もしています。」

── 今年のMussocは今のところどういった雰囲気ですか?

三山「去年からかなりメンバーが変わり、去年とは雰囲気が違うように感じます。技術はもちろんですが、学年問わず発言できるような楽しい雰囲気を作るように心がけています。」

渡辺「最近は2回生も発言してくれるようになって嬉しいですね」

三山「前までは意見を求めても先輩しか答えてくれない、みたいな状態だったんですけど、最近は発言率が上がって私も嬉しく思っています。」

── 去年からメンバーが大きく変わったとのことですが、渡辺さんは今年からMussocに加入したんですよね。

渡辺「そうなんです。私去年はD軍ビックバンドUpswingJ.O.のバンマスをしていたのですが、同じバンマスとは言えやることが全然違って焦っています。C軍は対バンも多いし、合奏も多いし、今年からだと分からないことが多くて。しかもリズム隊は今年総入れ替えなので、ベーシストとしても困っています。」

三山「C軍1年目でバンマスをやるのは珍しいと思います。継続メンバーが5人、そのうち3回生が2人しか居ないので。苦労をかけています。」

── ちなみにお二人はいつから楽器を始めましたか?また、なぜJazz部に入ろうと思ったのかも教えてください。

三山「中学から吹奏楽部でトロンボーンを吹いていました。初めはユーフォ希望だったんですけど、ジャンケンで負けて(笑)。 大学でも音楽を続けたかったのですが、吹奏楽はやろうと思ってなくて。交響楽団はあんまり曲の感じが好きじゃなくて。それでJazzに体験に行ったり、先輩とお話したりして決めました」

渡辺「私は高校からオーケストラ部でコントラバスをしていました。同じように楽器は続けたくて、交響楽団は体験に行ったんですけど何か違うかなってなってしまって。その時に友達に連れられて体験に行ったJazz部で先輩からのJazzアピールを聞き、Jazzに決めました。」

──― なろほど、先輩方の影響力のすごさが伝わってきますね。2年間やってきて、Jazzの良さって何でしょうか?

三山「私はコンボよりもビックバンドの方が楽しいなって思います。吹奏楽を経験してきたからかもしれません。Jazzって個人の力が大きいイメージですけど、ビックバンドみたいな形態もあり、それだと皆で演奏している感じがあって好きですね。Mussocに去年1年加入して、2年目になるわけですが、Jazzに限ることではないかもしれないんですけど、思い出はすごいたくさん出来ました(笑)。」

渡辺「私はJazzの魅力はセッションだと思います!知らない人とでも共通の知っている曲があって演奏できるから、人脈も広がりやすい。失敗は怖いんですけどね!あと広義のJazzはおもしろいなって思います。あと!差し入れをもらったら嬉しい(笑)。」

より上位を目指したい。でも、後輩達が来年も続けたくなるような楽しい経験を。



── さて、話しをMussocに戻しますが、去年の山野ビックバンドジャズコンテストで見事シード権を獲得しましたね。去年もメンバーだった三山さん、どうでしたか。

三山「やっぱりシードを獲得したときは嬉しかったですよ。今年予選がないこともとてもありがたいことだと思っています。その分このシード権を今年もつなげたいと思いますし、先代からのプレッシャーもとても感じます。」

渡辺「今年もシード取りたいですね」

── 今年の山野に向けて意気込みを教えてもらえますか

渡辺「私は去年参加していないのですが、先輩方が勝ち獲ったシード権も正直かなりのプレッシャーになっています。でも来年へ受け継ぐためにも今年もシード権、獲得したいと思います!」

三山「来年のためにもシード権は欲しい、さらに言えば去年よりも上位を目指したいとも思っています。ただ全員がしんどいばっかりで楽しめないのは違うかなとも思っていて。後輩たちが来年もMussocを続けたくなるような楽しい経験になればいいなと思っています。」

── 合わせてお二人の今年の目標は?

三山「正直去年1年は勉強が出来ていなかったので、しっかりと勉学の方を。というよりかは勉学と、部活と、バイトと、遊びを偏りすぎず充実させることですね。教員免許も取ろうと思っているので、疎かにしないようにしようと思います。あとはお金溜めて、おいしいもの食べたいです…。」

渡辺「私はベースの技術の向上と、人脈をもっと広げたいです。大学を超えていろんな人と仲良くさせていただきたいと思っています。私も教員免許を取ろうと思っているのと、あとSJCの会計もしていますので忙しい一年にはなると思いますが、しっかりこなしていきたいと思います。」

── 直近の予定を教えてもらえますか?

渡辺「近いものから、6/11(日)大阪城ジャズフェスティバルに参加します!今年も全力でコスプレします!!」

三山「その次は6/17(土).18(日) ハーバーランドMOSAIC横で水無月ストリートというイベントに出演します。」

── 毎年Mussocのジャズフェスでのコスプレは楽しみにしています(笑)

三山「その他諸々のイベント、対バンを経て山野本選です。イベントについてはtwitterなどに最新の予定をUPしていますので、ご覧になっていただければと思います。

Written by Haru Fujimura

※2017/5/20 インタビュー時点の情報です。

information

神戸大学軽音楽部JAZZ「KOBE Mussoc Jazz Orchestra」

神戸大学軽音楽部JAZZを代表するビッグバンドKOBE Mussoc Jazz Orchestra。Mussocとは、Music Societyを省略した造語で、1969年の発足以来、神戸大学のC軍バンドとしてその名を受け継ぎ、活動を続けているビッグバンド。Thad Jones&Mel Lewis Jazz Orchestraとその後継バンドであるThe Vanguard Jazz Orchestraの楽曲のみを演奏。D軍としてUp Swing Jazz Orchestraもあります。
Website  /  Mussoc:Twitter  /  Upswing:Twitter

ライブ情報
・水無月ストリート 6/17(土).18(日)@ハーバーランドMOSAIC横(雨天延期)
・阪大×神大対バン 7/9(日)@梅田always
・39thJazzComcert 9/9(土)@梅田 amHALL