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上智大学New Swing Orchestra

昨年につづいて、学生による学生ビッグバンドを紹介するこの企画。今回ご紹介するビッグバンドは上智大学New Swing Orchestra(NSO)。80年代以降のスウィングジャズを中心としていますが、実は結成は古く1967年に結成、昨年は結成50周年を迎えた歴史あるビッグバンドです。バンドマスター飯島和弥さん(上智大学 総合グローバル学部3年 [Drs])コンサートマスター菊池哲也さん(上智大学 理工学部 物質生命理工学科 3年 [Trb.])に上智NSOの活動などのお話をお聞きしました。もちろん今回も慶應大学K.M.Pの学生がインタビューしています。

interview

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一人一人が個性を出すバンドにしたい。ビッグバンドはソリスト集団。



── まずは、New Swing Orchestra (NSO)はどんなバンドかをご紹介していただけますか?

飯島「飯島:そうですね、バンドとして去年と今年で結構雰囲気違っていて、去年はまずレギュラーバンドに女性が多く乗っていて、大会の講評でもおしとやか、上品な音がするね、と言われました。ただ今年は男性が多いのでより力強い演奏になっていると思います(笑)。」

菊池「菊池:どんなバンドというよりかは僕の今年の目標として、奏者一人がクレバーな演奏、ただ座っているサードトロンボーンとかじゃなく一人一人が個性を出すバンドにしたいと思っています。ビッグバンドはソリスト集団という考え方が僕の中にあるので、そういうバンドにしたいと思っています。そこに今年の上智らしさを感じていただければ!」

飯島「活動に関しては、僕たちは毎週月曜日、木曜日、土曜日に活動していて、平日が夕方5時から8時、土曜日が4時から8時で活動しています。」

菊池「前期はやはり、山野に向けての練習、そして山野ビッグバンドコンテスト当日での演奏がメインだと思います。後期は太田ジャズフェスティバルに参加予定なのでそれに向けた練習などが予定されています。」

── NSOはどのような音楽を演奏しているのですか?

飯島「年によって異なるのですが、今年はサドメルやVJOといった、80年代以降のスウィングジャズを主にやっています。」

── ホームページを拝見したところファンクも演奏するようですが?

菊池「それはおそらくジュニアバンドですね!(笑)ただジュニアもレギュもスウィングジャズが根底にあるバンドだと思います。」

── ではジュニアバンドの活動はどうですか?

飯島「そうですね、やはり目標の一つである9月のステラジャムに向けて、前期は主に活動しています。」

菊池「他は年に数回あるジョイントコンサートをこなしています。大学で初めてジャズをやる人が多いので、ジャズに触れ合う機会を設けています。やはりジャズを楽しむということがジュニアバンドの一番の活動目的ではないかと考えています。」

飯島「ステラには出ますがそこまで大会の意識はないですね。楽しむことがメインです!」

── コンマスさん、バンマスさんのNSOに入ったきっかけはなんですか?

飯島「僕は大学に入るまで学生がビッグバンドをやっているということをまず知らなくて、大学に入ってからNSOの存在を知りました。もともとジャズには興味がありましたが、ビッグバンドについては知りませんでした。新歓でNSOの演奏を見て、入りました。叩いているドラマーの姿がディズニーシーのビッグバンドビートのミッキーと重なって、曲もちょうどドンミナ(It Don’t mean a thing if it aint got that swing)でして(笑)ドラムソロで感動しました。」

── ミッキーマウスみたいだったと(笑)

飯島「俺もミッキーみたいになりたいなと(笑)ふざけてないですよ!」

菊池「僕は和弥君とは違いもともと音楽をサークルでやるつもりはなくて、高校は楽器をやっていなかったのですが、中学時代トロンボーンをやっていたことをふと思い出して、トロンボーンは星野源とかのポップスのコピーを趣味ではじめようと思っていました。でもとりあえずサークルに入ろうと思い、別のサークルに入ることを決めていたのですが、新歓最終日に見学に行ったら2年前にサークルがなくなったことを知って、悩んでいたところ、最終的にNSOの部室にたどり着いて渋々NSOに入りました(笑)」

── ビッグバンドやりたいとかそういう目的ではなかったのですね(笑)

菊池「そうですね。ただジャズは趣味で聞いていたので、やれるかなと思って入りました。」

少人数で感じとったフィールをバンド全体で共有・感じ取った瞬間がとても楽しい。



── 吹奏楽とビッグバンドの違いはなんだと思いますか?

飯島「一番大きな違いは指揮者がいないことですかね。例外としてビッグバンドでもいますが、ほとんどいないですよね。代わりにドラムが指揮者の役割を担うのがドラムで、中心にいるというのがビッグバンドの一面としてあるのかなと思います。二つ目に表現が奏者側に委ねられている、あまり楽譜にとらわれないのがビッグバンドなのかなと思いました。細かいところは自分たちが決めていける、例としてはダイナミクスとか。」

菊池「なるほど、僕はちょっと和弥君とは考え方が違うのですが、そもそもジャンルが違うので拍の取り方や音の楽しみ方が違うのかなと思います。吹奏楽、え〜、いわゆるクラシックがメインですので、クラシックと比べるとダンスミュージックの側面が強くて、酔いしれ方・楽しみ方が違うところがやはり一番の違いですね。僕はそこがとても気に入っているのでまだジャズを続けています。」

── みなさんにとってジャズをしていて楽しいと思うことはなんですか?

菊池「セッションとかでやっている少人数の編成の時はアドリブでやった時の自分のフィールが他のリズム隊と合った時楽しいと思うのですが、それをビッグバンドでやるとなると単純に人数の問題で考えるともっと難しいですよね。ですので、少人数で感じとったフィールをバンド全体で共有・感じ取った瞬間がとても楽しく、ビッグバンドってすごいなと感じます。」

飯島「彼の意見に付け加える形ですが、フィールが合致することも楽しいですが、盛り上がり、トゥッティで吹いた時の一体感が「すごいんですよ」(笑)。みんなで演奏している感が特に強く出る気がします。」

── 何かライブで告知したいことはありますか?

飯島「11月の上旬にソフィア祭、学園祭が三日間開催されて三日間とも演奏しております。レギュラーバンドジュニアバンドに加えて様々な企画バンドもたくさん出るので、ぜひソフィア祭に来ていただければと思います。あとはリサイタルも日程は未定ですが後期にあるので、随時情報がわかりしだい、SNS等で告知していきたいと思います!」

菊池「あとは山野を見にきて、NSOを応援してください!(笑)」

── 最後に今後の目標はなんでしょうか?

菊池・飯島(ニコニコしながら)せ〜の(息を合わせて)「頑張りま〜〜〜す!!!(笑)」

── 今日はありがとうございました!(笑)

Written by Yuuto Katayama
※2018/5 インタビュー時点の情報です。

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上智大学 New Swing Jazz Orchestra

[About us]
私たちNew Swingjazz Orchestra(NSO)は、学内唯一のビッグバンドサークルです。ビッグバンドとはトランペット、トロンボーン、サックスなどの管楽器と、ドラム、ベース、ピアノなどのリズム楽器、あわせて16、17人で編成されるバンドです。主に4beatのスウィングジャズを演奏していますが、時にFunkやContemporary,またはFusionというジャンルを演奏することもあります。

NSOは、上智大学音楽協議会加盟団体として大学の音楽文化発展に寄与しています。またその歴史も古く、数多くの経験豊かな先輩方と豊富な所蔵楽譜を有し、また多数の他大学の学生ビッグバンド(学バン)との交流の機会も持っています。

サークル内には Regular Band(主に上級生)と Junior Band(主に下級生) という2つのバンドがあり、この2つのバンドはいずれも豊富な演奏機会に恵まれています。当サイトコンテンツをご覧になり、私たちの活動に興味を抱かれた方は是非、演奏会や学園祭ライブにお越しください。

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