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ConcertReport・コンサートレポート

UNIT ASIA JAPAN TOUR 2011

ユニット・エイジア ジャパンツアー2011 2011年01月30日(日)神戸チキンジョージ

5人の強い絆が国や文化を超え、音楽で人をつなげる多国籍ユニット。

unit asiaは、日本とアジアで活躍するジャズミュージシャンによる、新たな音楽の創造をめざし、2008年10月に結成。メンバーは矢沢永吉、森山良子のコンサートツアーで音楽的な中核を担うなど、日本のジャズシーンの中心的なミュージシャンの一人として活躍する、ギターの三好功郎がリーダーとなり、ユニットを牽引。ドラムは元T-SQUAREで一世を風靡し、グループ退団後もクラシックのオーケストラと共演するなど、幅広い活動を行う則竹裕之、ベースは葉加瀬太郎、平原綾香など、多彩なアーティストのライブに参加し、めざましい活躍を見せる一本茂樹に、タイ音楽界のスーパースター、コー・Mr. サックスマン、マレーシアの新進気鋭のピアニスト、テイ・チャー・シアンを迎えた5人の個性豊かな多国籍ユニットです。

昨年11月に二度目の海外公演となる中東&インド・ツアーをカイロ、アンカラ、チェンナイ、コルカタで開催。果たして、どんなユニットなのか?どんな演奏を聴かせてくれるか?そんな期待が高まる中、中東&インド・ツアーで演奏した「Song of unit asia」でオープニングを飾り、公演を重ねるたびに音楽的な進化を遂げ、それぞれが作曲したさまざまなオリジナルナンバーを次々と披露していきます。

三好功郎によるメンバー紹介の後、時を刻むような則竹裕之の軽やかなドラミングと、エネルギッシュなピアノプレイが印象に残る「The Art of the Wind-up Alarm Clock」、心に沁み入る「The Sea Outside My Window」は、いずれも、テイ・チャー・シアンのオリジナル。そして、一転してパワフル&ハードな演奏とエモーショナルな表現力で圧倒するコー・Mr. サックスマンの「Mr.Saxman」で、一瞬にして、今度は彼の世界に引き込み、メリハリのあるステージで詰めかけた観客を唸らせます。

休憩を挟み、後半はアルバムのオープニングに収録されている「Prelude au Voyage」の軽快なナンバーでスタート。サンバ風アレンジの「Galinha do Caril」と続き、メンバーとのユニークなエピソードを交えた、人間味あふれる三好功郎のMCに会場が和みます。演奏する曲はすべてオリジナルなのに、どこかで聴いたことがあるような感覚が耳になじみます。

アンコールの1曲目は、ユニットのリズムの要であるベースの一本茂樹の疾走感あふれる「Chasin 'the Dragon」でステージを最高潮に盛り上げます。そして、テイ・チャー・シアンのピアニカの音色が耳にやさしいエンディングは、今回のアルバムタイトルにもなっている「Smile for You」で締めくくり、オリジナリティーとスケール感にあふれた心地よいライブは、余韻を残して幕を閉じました。

5人の強い絆が国や文化を超え、音楽で人をつなげる多国籍ユニット。
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