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コンサートレポート



第11回 早慶明3大学Big Band Jazz Festa in 浅草
■10月8日(日) @浅草公会堂

レポート

浅草観光にビッグバンドジャズ
関東学バン勢ぞろい

 今年で第11回目を迎える浅草ジャズ。浅草観光ついでにジャズを聴きに立ち寄る方や、字毎年このイベントを楽しみにしている地元の方にも人気のイベントです。早稲田大学の他に慶応大学、明治大学が毎年出演しています。またゲストとしてプロの方を毎回お招きし、それぞれの大学から選出されたピックアップバンドと共演します。過去には世界的なトランぺッター日野照正さんやエリック・ミヤシロさんを招き、大好評を博しています。そして今年は日本ジャズ界の第一線で活躍されているドラマー大隅寿男さんとアルトサックス大隅卓也さん親子、そして大橋巨泉さんの次女でありジャズボーカリストの豊田チカさんを招きました。

 今年も夏に行われた山野ビッグバンドジャズコンテストで第二位を獲得し、期待が高まるハイソの演奏。一曲目に演奏したのは「You Stepped Out of a Dream」です。ケニークラークの名曲です。怪しい雰囲気のオープニングで会場を緊張感が包みます。ミュートトランペットでのテーマの後、素晴らしいサックスセクションのソリが始まります。全体を通して緊張感にあふれるこの一曲でオープニングを飾りました。

 続く2曲目に演奏したのは、がらっと雰囲気を変えて、「King And Me」です。クラリネットをフィーチャーしたこの曲、あまり一般には知られていない曲でありますが、とても楽しく、思わず手拍子をしてしまうような素晴らしい一曲でした。

 そして3曲目。デュークエリントンのバラード「Sophisticated Lady」です。バリトンサックス清水健吾をフィーチャーして演奏したこの曲、緊張感もあり、時には甘く切ないバリトンサックスならではの低音で会場を包み、演奏後には大きな拍手が巻き起こりました。

 早くも次が最後の曲。最後に演奏するのは誰もが知っているデュークエリントンの名曲「It Don’t mean a thing」です。「スウィングしなけりゃ意味がない」という邦題で広く知られているこの曲、あらゆるところで演奏される人気の曲になっています。元気なMCとともに始まり、耳馴染みのある楽しいテーマ、そして豪快なテナーサックスのソロが会場を熱くします。誰でも楽しめる内堀勝さんの素晴らしいアレンジでお送りしたこの曲、最後まで心躍る楽しい一曲でした。

 ライブによってさまざまな顔を見せてくれるハイソ。今回は古き良き時代のものを中心に演奏し、それでもいつもと変わらず素晴らしいステージを堪能することができました。またハイソの他の大学の演奏、ピックアップ演奏も大いに盛り上がり、大盛況のうちに閉演しました。

出演
早稲田大ハイ・ソサエティ・オーケストラ、慶応大ライト・ミュージック・ソサエティ、明治大ビッグ・サウンズ・ソサエティ・オーケストラ

Written by Chitaka Musashi

お知らせ

[早稲田大学 High Society Orchestra]


About us
 ハイソサエティ・オーケストラは早稲田大学唯一のビッグバンド(大学公認サークル)として1955年に創立しました。ハイソの名で親しまれ、学生ビッグバンドジャズ界を代表する存在としてその名を広く知られています。その60年に渡る歴史の中で、プロミュージシャンや放送および音楽業界へ数多くの人材を輩出してきました。
 ハイソが取り組む楽曲はCount Basie,Glenn Miller,Duke Ellingtonといった古き良き名曲を重視しながらも、コンテンポラリーなものではMingus Big BandやVanguard Jazz Orchestra、Buddy Rich、UNT one o'clock lab band、西欧のJazz Orchestra of the ConcertgebouwやBohuslan Big Bandなど幅広く、レパートリーは60曲を超えます。またハイソ出身のミュージシャンによるオリジナル譜面も多数存在し様々な場面で好評を得ています。
​ 近年はフラメンコやアラブ諸国の音楽、ゴスペルなどジャズの枠を超えたジャンルを取り入れることに挑戦しており、2016年度山野ビッグバンドジャズコンテストでは大会史上初であるタップダンスとの共演を実現させました(Blue Rondo a la Turk/comp.Dave Brubeck/arr.Yoichi Uzeki)。伝統に根ざしながらも新しさを追究するスタイルは創立当時から今日まで変わらず、その独自の世界観が多くの音楽ファンを魅了しています。

Performance
・過去LP2作、CDアルバム5作を発表。(2014年最新作Sweet'n'Hotは現在発売中)
・1960年代からアメリカ、インド、中国への演奏旅行を数回に渡り実現させるなど、国内に留まらず精力的に活動。TVやラジオ,雑誌などのマスメディアにも多数登場。
・YBBJC全日本山野ビッグバンドジャズコンテスト最優秀賞10回(最多受賞)、2016年大会では第2位優秀賞を受賞。
・早稲田大学学生褒賞の中で最も名誉ある賞、小野梓記念賞の芸術賞を受賞(2012年、2014年)。
・2017年1月1日、ABC朝日放送「芸能人格付けチェック」にアマチュアのジャズバンド代表として出演(プロのジャズバンド=角田健一ビッグバンドと聞き比べのクイズを出題する企画)、全国放送される。
・2017年3月4日民放BS5局共同特別番組「ハレブタイ!ゆずとハタチでつくる"ありがとうコンサート"」にてフォークユニットゆずと共演(3月20日放送)。

近年主な出演は山野ビッグバンドジャズコンテスト(YBBJC 8月)、川越ジャズフェスティバル(9月)、3大学浅草ジャズフェスティバル(10月)、太田市大学ジャズフェスティバル(10月)、早稲田祭(11月)、定期リサイタル(3月)..その他企業パーティーや地域イベントなど。

​近年の主な共演者:
Duke Ellingtonオーケストラ在籍Mr.Stafford Hunter(tb)との共演ライブを毎年春に開催。
宇関陽一氏(pf)との共演ライブ("Yoichi Uzeki meets High Society Orchestra")を毎年2月に開催、昨年度はさらに吉田治氏(T.sax)をゲストに迎える。
2016年度9月より新宿Jazz Spot Jにてライブ「ハイソ+スペシャルゲストシリーズ」を発足、vol.1で池田篤氏(A.sax)と、vol.2で片岡雄三氏(Tb)、Vol.3(2017年)で近藤和彦氏(A.sax)と共演。
国内では他に村田陽一氏(Tb)、谷口英治氏(cl)、梶原まり子氏(vo)、寺井尚子氏(violin)、海外ではMr.Steve Wilson(As)、Mr.Eric Marienthal(As)、Mr.Randy Brecker(Tp)、Mr.Wayne Bergeron(Tp)、Mr.Gordon Goodwin(Big Phat Band leader)、Jazz Orchestra of the Concertgebouwなど。



[ リンク ]
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