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コンサートレポート



SwingJazzCruise2017
■2017/9/23(土)・24(日) 神戸ハーバーランド

レポート

10周年!神戸を代表するイベントに。

 2017年9月23日(土)、24日(日)に開催されたSwingJazzCruise2017(以下SJC2017)。幸い天気にも恵まれ、ハーバーランドがJazzで染まる二日間となりました。初代委員長の掲げた「10年続くイベントにする」、この目標を達成する年となった今年は企画・運営ともに一層規模の大きいものが用意されていました。去年に引き続き行われたクルーズ企画を遊覧船コンチェルトで行い、さらにプロゲストにはカウントベイシー楽団 現リードアルトサックスMarshall McDonaldさんをゲストに迎え、アツい演奏が繰り広げられました。

 

9月23日(土) SJC前日祭

-12:30
スペースシアターでは泉陽高校軽音楽部S.L.M.Sの演奏に始まり、関西の大学生を集めたパチンコJUNKIESへと演奏が移ります。コンボステージでは一つ遅れて開始のカルメニステージ、Light And Shadeの演奏が始まりました。スイングジャズとはまた一味違うフュージョンを中心とした演奏で一バンド目からカルメニステージを盛り上げました。

-13:50
はねっこ広場にて行われていたSJC2017の新企画「オルゴール制作体験」に親子連れのお客様が来場してくださいました。全10曲の中から白雪姫の曲「いつか王子様が」を選び、楽しそうに作業する姿にとてもほっこり。Jazzに馴染みのない方や小さなお子様にも少しでも興味をもってもらえる良い機会になったと思います。

-15:30
いよいよSJC2017前日祭も後半戦、スペースシアターではビックバンドの演奏が再開。関西D年バンドの演奏が始まりました。他ステージでは引き続きコンボの演奏が行われていました。カルメニステージ、"クラリネット増やしちゃった"は普段あまり聴くことのないフロントがクラリネット2本のバンドで、サックス、トランペットなどとは全く異なる温かいサウンドが響きます。もちろん温かいだけでなく激アツなソロも楽しむことが出来ました。光の広場では春JC(Spring Jazz Cruise2017)にも出演していた"カギックス"にピアノが加わった"カギックスwithP"の演奏が行われました。春の時と同様ドラムレス・ベースレスの少し変わった新鮮なバンドですが、春とはまた違った雰囲気を楽しめました。

-16:50
とうとうSJC2017前日祭、各ステージ最後のバンド。スペースシアターでは京都大学と大阪大学の現役・OBOGが中心の青波楽団の演奏が始まりました。普段それぞれエリントンやベイシーを中心に演奏している学バンの学生ですので、企画バンドならではの演奏を楽しむことができました。光の広場ではテナーサックスとギターによる落ち着いたスイングジャズ、日常的ベホマズンの演奏。希望の広場では"たけやぶやけた"の演奏。メンバーが全員男性と見た目通りとてもアツい演奏が繰り広げられました。そしてカルメニステージではこれまた春JCにも出演していただいた激シブバンド、"宇治金時"の演奏が行われていました。

 

9月24日(日) SJC本祭

SJC二日目本祭は前日祭に増して企画が多く用意されていました。またプロゲストの演奏、関西の学バンが集まるということもあり序盤から各会場がにぎわっていました。

-11:30
スペースシアターにて一足早くSJC本祭が幕開け。一バンド目を務めたのは"さおりんつぁーBB"。様々な学バンから集められた、Bob Mintzerの楽曲のみを演奏する企画バンです。Funkのノリノリの音楽がスペースシアターに響き渡りました。

-12:10
スペースシアターでは毎年出演されている古野電気軽音楽部へと演奏が移ります。ビックバンドには珍しくEph.のいるビックバンドで学バンのノリノリの音楽とはまた一味違った大人の演奏に。これも学生ビックバンドにはあまり見られない女性ボーカルをフィーチャーした曲も数曲行われました。umieMOSAIC光の広場、希望の広場、そして新ステージデュオこうべでの演奏が始まりました。デュオこうべは今年初の試みとして設けたステージですが、ハーバーランドに向かう途中にあるため演奏開始直後から多くののお客様が足を止めていました。新企画「ライブペイント企画」が光の広場、希望の広場でスタートしました。京都市立芸術大学に所属する学生による神戸・JAZZをイメージして描かれた絵画は一体どのような絵になるのかとても楽しみです。

-14:10
SJC2017本祭も中盤にさしかかり、全ステージ迫力満点の演奏が続きます。光の広場では春JCでも出演していた"ぶり大根"の演奏。ジブリジャズを演奏するガールズバンドの演奏は一度は聴いたことのあるメロディーということもあり、多くの人が足を止めて聴いていました。デュオこうべでは"Breakthree"の演奏が始まっていました。ピアノトリオで、迫力のある、かつメロディアスなソロを披露してくれました。スペースシアターでは甲南大学Newport Swing Orchestraが登場。安定の甲南ベイシーサウンドを楽しむことができました。スペースシアターにて行われていた企画「スタンプラリー企画」では多くのお客様が全ステージを回り参加していました。小さなお子様からお年寄りにまで楽しんでいただける企画でした。スペースシアターでは今年コラボしたキャラクター、ハッピーハービーとラブハービーのうちわと缶バッチを配布。こちらも年齢問わず多くのお客様が喜んでいました。

-16:45
クルーズ船コンチェルトが出航。Marshall McDonaldさんが船に乗り込みます。船上ではa.saxのカルテットでの演奏。ピアノ・ベース・ドラムは関西の学生が担当しました。港町神戸ならではの企画で、豪華ゲストであるMarshallMcdonaldさんと大学生との共演が船上クルーズに華を添えます。

-19:00
全てのステージでの演奏が終わり、いよいよフィナーレ。ステージ最後は、関西C軍から選りすぐりのメンバーを集めて構成された関西セレクションバンドとMarshall McDonaldさんとのコラボレーション。Marshallさんが演奏に加わることで、勢いだけでなくキチンとした曲・アドリブの盛り上がり、そして安定感が増していました。CountBasieのナンバーを本物の音で楽しむことができ、。最後のOne O’clock Jumpはよく知られた楽曲ということもあり、観客も多いに盛り上がりました。

10年目となるSJC2017はクルーズ企画、ライブペイント企画以外にスタンプラリーやキャラクターコラボなどのたくさんの企画があり、音楽だけに留まらない盛り上がりを見せました。今後も「大学生の手で、神戸を、ジャズを盛り上げる」をモットーに、更により多くのお客様に喜んでいただけるものにしていきたい。実行委員長上田神人(甲南大学3回生)さんは「10年という節目の年でしたので、ステージはもちろんですが企画面で特に力を入れました。演奏以外にもお客様に神戸とJazzの魅力を伝えられたのではないかと思います。来場いただいた皆様に感謝し、来年も大学生の手で神戸を、Jazzを盛り上げて参りますのでどうぞよろしくお願い致します。」と締めくくりました。

Written by Haru Fujimura

お知らせ

[SwingJazzCruise]


About
神戸に来たら、ジャズを聴こう。Swing Jazz Cruise 2017
私たちスイング・ジャズ・クルーズ実行委員会は、「大学生の手で、ジャズを、神戸を盛り上げる!」をモットーに、毎年秋に神戸ハーバーランドでSwing Jazz Cruiseというイベントを開催しています。
2008年に始まったSJCは、今年で10回目。京阪神から多くの大学のジャズ研究会部員が集まり、一年を通して活動しています。
「10年続くイベントにするーー」
という目標を掲げ結成されたSJC…とうとう今年がその記念すべき10年目です。
目標であった10年を終わりにすることなく、更に11年、12年、と続くイベントへと道が開くように。
学生の力が、jazzの力が花開くように。私達は日々模索し、成長しています。
今年の秋も、神戸でswingしませんか?

report
第1回 – Swing Jazz Cruise
第2回 – Swing Jazz Cruise 2009
第3回 – Swing Jazz Cruise 2010
第4回 – Swing Jazz Cruise 2011
第5回 – Swing Jazz Cruise 2012.winter
第6回 – Swing Jazz Cruise 2013
第7回 – Swing Jazz Cruise 2014
第8回 – Swing Jazz Cruise 2015


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