「大学生の手で神戸とジャズを盛り上げる」という理念のもと、関西の大学ジャズ研究会に所属する学生により企画・運営を行っているジャズイベント「スイング・ジャズ・クルーズin神戸」は今年で8回目の開催を迎えました。
スペースシアターを中心にカルメニやモザイクなどを含めたハーバーランド内全7会場にて、学生からプロのミュージシャンまで総勢54バンドによるジャズの演奏が神戸の街に響き渡りました。
今年のイベントのテーマは「Step」。挑戦を続けながら今まで以上に多くの方々にジャズと神戸の魅力を広めていけるイベントに成長できるよう踏み出していきたいという願いが込められています。
スペースシアター・カルメニ・高浜岸壁の3会場では、ビッグバンドの演奏をお届けしました。「甲南大学Newport Swing Orchestra」や「神戸大学KOBE Mussoc Jazz Orchestra」などの各大学を代表する学生バンドや、「スガ部」や「FURUNO K-on」といった社会人ビッグバンドが出演する迫力のステージとなりました。
はねっこ広場・umieセンターストリート・umieMOSAIC希望の広場・umieMOSAIC光の広場の4会場は、コンボ編成のジャズのステージとなりました。スタンダードなジャズを演奏するバンドやモダンジャズを演奏するバンド、ボーカルを入れた編成など様々なバンドがあり、それぞれが個性的な演奏を聴かせてくれました。さらにはねっこ広場では、恒例となったジャムセッションが行われました。出演者もそうでない方も、飛び入り参加大歓迎!多くの演奏者が集まり大変な盛り上がりを見せました。
最後のステージを飾ってくださったのは、サックス奏者長谷川朗さん率いるMezzanine Nonet。総勢9人のプロゲストによる大迫力のサウンドに、会場は大いに沸きました。
フィナーレは、こちらもスイング・ジャズ・クルーズでは恒例となりました「Confirmation」の大セッション!学生から社会人、さらにプロのミュージシャンも加わり、熱い演奏が繰り広げられました。
神戸の街がジャズに包まれた素敵な一日となりました。
[ レポート:スイング・ジャズ・クルーズ実行委員会 ]