シェリー・マリクル(Dr)がリーダーの"ディーバ・ジャズ・オーケストラ"はニューヨークに拠点を置く女性のみのビッグバンド。1993年にオーディションで選ばれたメンバーにより初のコンサートを行いこれまでに6枚のCDをリリース、世界各国のジャズフェスティバルやブルーノートNY出演など活発な演奏活動をしています。現在オーストラリア、イスラエル、日本人のメンバーも在籍しています。写真は2001年IAJE(国際ジャズ教育協会)カンファレンスでの演奏ですがベースは兵庫県出身の素晴らしいベーシスト植田典子さん、ピアノは写ってないですがなんと山中千尋さんです。(現在のピアノは大野智子さんに変わっています。) |
トランペットのTanya Darbyは14年前モンタレー・ハイスクール・ビッグバンドのメンバーとして来日し私のバンドともジョイントコンサートやホームステイをしたことを思い出します。昨年はこのバンドのピックアップメンバーで構成されたクインテット"Five
Play"で来日、久々に植田さんの演奏を大阪で聴く事が出来ました。 |
近年日本では、映画"スイングガールズ"が出来た要因とも言える女性プレイヤーの進出で学生バンドの男女構成比はすでに女性が勝っているのではないでしょうか・・・。 |
リーダーのマリクルがあるインタビューで、『男性または女性であることの問題は、夢の追求に影響するような重要なことではありません。"ディーバ"は一般的に弱くて臆病だった女性ジャズミュージシャンの
固定観念を壊します。』 |
女性ばかりという先入観からは程遠いパワフルなサウンドと個々の技量はマリクルの言葉を実践していました。 |