お話をうかがったのは、オーナーのヒロミさん。
このお店を始めたのは一年少し前。それまでの仕事を辞めて、さあこれからどうしよう…、ってときに、同じ苦労するなら宮仕えよりは自分の店、と思って始めたのがここなのだとか。タイミング的に考えると、例のリーマン・ショックとかの時で、それってかなり無謀だったのでは?
「いやあ、何も考えてなかったというか…」とヒロミさんは笑うのだけれども、うーむ、やっぱり何も考えてなかったのかも(笑)。だって、ちょっとできないですよ、あのタイミングで自分の店を持つなんて。
そして店名の「カーブ」、ワイン蔵のことかと思いきや、「曲がる」みたいな意味でのカーブなのだとか。もっとも、単に「曲がる」じゃなく、「ペテン師」「騙り」みたいな意味もあるそうで。そんなことを教えてくださったのは共同経営のヒライさん。お聞きすると、二年前まではこのサイトでも紹介したJazz On Topの店長として働いていたのだそうだ。「なんかジャズとつながる店を始めたい」というヒロミさんの誘いに、「よっしゃ、やろか」と乗ったということらしい。そりゃあなんとも心強いパートナーではありますね。 |